2026年ワールドカップの開幕まで、残り4ヶ月を切った。実績ある代表クラスの選手たちは、自分が大会のメンバー入りを果たせるかどうか、おおよその見当はついているはずだ。
しかし土壇場でのサプライズは常に起こりうるもの。特に登録メンバーが多くなっている現在ではなおさらだ。『Planet Football』から、「これから結果を残せばワールドカップの切符を手にできる可能性がある6名のビッグネーム」をご紹介する。
ハリー・マグワイア
代表:イングランド
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
ガレス・サウスゲイト監督が率いた一時代を、いい意味でも悪い意味でも象徴する選手の一人だが、スリー・ライオンズが新たなフェーズに移行して以来、マグワイアの存在感は薄れつつあった。
この経験豊富なディフェンダーは、ここ数年は代表戦に一度しか出場していない。2024年9月、リー・カーズリー暫定政権下で行われたアイルランド戦(2-0で勝利)が最後である。
現在の指揮官トーマス・トゥヘルからは、まだ一度も招集を受けていない。一時は今夏のワールドカップ出場の可能性は完全に潰えたかに見えた。
だが、マグワイアの復活は絶好のタイミングだった。マイケル・キャリックの下で復調を見せるマンチェスター・ユナイテッドにおいて、彼は不可欠な役割を担っている。
トゥヘルも、マグワイアやユナイテッドの同僚ルーク・ショー、コビー・メイヌーらが「再び候補に入っている」と公に認めている。イングランドのセンターバック陣が不安定さと怪我に悩まされていることを考えれば、驚きではないだろう。
フェデリコ・キエーザ
代表:イタリア
所属クラブ:リヴァプール
ただし、巨大な「注釈」が必要だ。イタリア代表がワールドカップの舞台に立つためには、まず2つの厳しいプレーオフを勝ち抜かなければならない。
アズーリ(イタリア代表の愛称)がワールドカップから遠ざかる一方で、キエーザは優勝したユーロ2020でまばゆい輝きを放った。リヴァプールでも途中出場からその片鱗を見せることはあるが、アルネ・スロット監督はまだ彼をスタメンとして信頼しきっておらず、代表でも宙ぶらりんな状態が続いている。
ただ、これからの数カ月でもしコンディションが万全であることを示せるなら、イタリアのワールドカップ出場の鍵を握る存在になれるはずだ。しかし、彼は衝撃的な敗退を喫したユーロ2024のスイス戦以来、代表のピッチに立っていない。
彼にとって幸いなことに、リヴァプールは今ひとつ不安定で、怪我人も多い状態だ。ここからキエーザが重要な存在になっていく可能性は十分にある。
ネイマール
(C)Getty Images
代表:ブラジル
所属クラブ:サントス
ブラジル代表の歴代最多得点記録保持者だが、カルロ・アンチェロッティ体制のセレソンではまだ一度もプレーしていない。ただ、イタリア人指揮官はこのスーパースターの復帰に対して常に門戸を広げている。
昨年末、ネイマールについて問われたアンチェロッティは『Esporte Record』に対し、「彼は100%の状態でなければならない」と語った。
「彼は素晴らしい才能の持ち主だ。ただ、怪我に恵まれなかった。相次ぐ負傷のせいで、良いフィジカルコンディションを保つことができなかったんだ」
最近の彼が見せているようなプレーを続けられれば、ネイマールが夢にまで見たワールドカップでの「ラストダンス」が実現するかもしれない。
マテウス・マネ
代表:イングランド、ポルトガル
所属クラブ:ウォルヴァーハンプトン
今回の「ワイルドカード」枠だ。世界的なヤングスターが最後に滑り込むことができるかどうか。
ウォルヴァーハンプトンの降格がほぼ決定的となる中で、10代のウィンガーであるマネは、プレッシャーの少ない試合で強烈な存在感を放っている。ポルトガル生まれだが、過去10年間をイングランドで過ごしており、両国の市民権を持っている。2024年には両国のU-18代表に同時に招集されていたが、イングランドの方を選択している。
ただ、層の厚いトーマス・トゥヘルのイングランド代表に割って入るのは現実的ではないだろう。一方で、ポルトガルサッカー連盟が彼を説得しようと動いていると報じられており、それが実るかどうかが注目されている。
レナート・カール
(C)Getty Images
代表:ドイツ
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
「僕にとって重要なのは、バイエルンで全力を尽くすことだけ。そうして初めて代表への招集を期待できる」と、カールは最近『Kicker』に語った。
この10代のセンセーショナルなミッドフィルダーは、今シーズン序盤に台頭した際、リオネル・メッシと比較されるほどの衝撃を与えた。当時はドイツ代表のメンバー入り確実かと思われたが、現在は成長がやや足踏み状態にあり、ドイツからの最新の報道によれば、ユリアン・ナーゲルスマンの構想の中心には入っていないという。
ただ、将来のために彼をメンバーに入れることを考慮する可能性は間違いなくあるといわれており、先日ナーゲルスマン監督は3月の親善試合で彼を呼ぶかどうかを検討している…と話していた。18歳の天才がワールドカップの舞台に足を踏み入れるかどうか、注目の的になっている。
ポール・ポグバ
代表:フランス
所属クラブ:モナコ
正直なところ、現時点でのポグバの逆転劇は不可能に近いように見える。だが、絶対にないとは言い切れない。2018年ワールドカップ優勝の立役者の一人である彼は、現在「表舞台から姿を消している」状態だ。
ドーピング禁止処分が明け、待望の復帰を果たしたものの、フィットネスの問題や繰り返す怪我によって、モナコでの出場時間は大幅に制限されている。
「すべては彼次第だ。彼がそれを望んでおり、目標に掲げていることに疑いの余地はない」と、ディディエ・デシャン監督は10月に語っている。
そして「まずはステップを踏む必要がある。長い別メニュー調整を経て、モナコのユニフォームを着てピッチに立つことが次のステップだ。それが一日も早く実現し、すべてがうまくいくことを願っているよ。話はそれからだ」とも。
デシャンには「お気に入り」の選手がおり、EURO2024でエンゴロ・カンテを電撃復帰させたように、ベテランのサプライズ招集も好む傾向がある。ポグバにもこの逆境を跳ね返しての劇的な復帰のチャンスは残されている。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)

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