オランダ1部の名門アヤックスが、ドイツ1部ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉の獲得に迫っている。30日、オランダメディア『VI』が報じた。
同メディアによると、19歳のオランダ代表DFヨレル・ハトはチェルシーへの移籍が確実視されており、同選手売却で得た資金をそのままセンターバックの穴埋めに活用する考えだという。
これまでセンターバックの候補に様々な選手の名前が挙がっていたが、クラブの内部では「板倉こそが本命」という意見で一致しているとのこと。
アヤックスはすでに板倉とボルシアMGに接触しており、できるだけ早くアムステルダムに呼び寄せたい意向だ。
現在28歳の板倉は川崎フロンターレのアカデミー出身で、2015年にトップチームデビューした。
2019年にはマンチェスター・シティからオランダ1部フローニンゲンへ期限付き移籍して約2年半プレー。すでにオランダの環境を熟知している点は、アヤックスにとっても魅力的に映るだろう。
移籍金は1000万ユーロ(約17億円)と予想されており、板倉本人もオランダの名門への移籍に前向きな姿勢を見せている。
昨年はアヤックスのライバルクラブで現在同リーグ連覇中のPSVの補強候補として名前が挙がった板倉。
来季はオランダ1部最多28度の優勝を誇るアヤックスで王座奪還を目指すのか。日本代表DFの去就に注目が集まる。