欧州最強クラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグの戦いが佳境を迎えつつある。

29日にはアーセナル対PSGの準決勝1stレグが行われた。

アウェイのPSGが開始4分にウスマヌ・デンベレのゴールで先制すると守護神ジャンルイージ・ドンナルンマの活躍もあり、1-0で勝利している。

アーセナルGKダビド・ラヤは「チャンスは何度もあったが、ドンナルンマは素晴らしいセーブを見せた。相手がボールを保持してくることは分かっていた。それが本当にうまいからね。相手はチャンスを仕留めた。これがサッカーだ。うちにも得点機があったが決められなかった」とコメント。

一方、PSGのルイス・エンリケ監督は、チームを救ったドンナルンマについて「あれがGKの仕事だろ？チームを救うことだ。彼らはそのために毎日取り組んでいる」と讃えていた。

ただ、PSGはエースであるデンベレが後半に負傷交代しており、指揮官は「（2ndレグに出場できるかは）分からない。我々は本物のチーム。もしウスマヌがプレーできればいいことだ。

もし、彼がダメなら、我々はチーム力を見せることになる」と述べていた（ハムストリングを痛めた可能性）。

注目の2ndレグは5月7日に行われる。

元イングランド代表ウェイン・ルーニーは「アーセナルが優勝するのを願っているが、彼らは信念を持って2ndレグに臨まなければいけない。忍耐強く、ゲームをスローダウンさせ、適切なタイミングでボールを奪い、効果的でなければならない」と語っていたが、果たして。

なお、アーセナルの冨安健洋は負傷欠場している。

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