130億円で売られた男も!世界屈指のビッグクラブが選手放出で得た驚きの金額ランキング
130億円で売られた男も!世界屈指のビッグクラブが選手放出で得た驚きの金額ランキング

2008年にアブダビ・ユナイテッド・グループによって買収されて以来、多額の資金が注入されてきたマンチェスター・シティ

ジョゼップ・グアルディオラ監督の就任後はさらにスポーツ面が強化され、あらゆるタイトルを手にしてきた。

今回は『Football Fancast』から「マンチェスター・シティが行ってきた中で、歴史上最も高額な売却となった5名の選手」をご紹介する。

5位:ルロイ・サネ

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移籍先:バイエルン・ミュンヘン

移籍した年:2020年

移籍金:4470万ポンド(およそ90.49億円)

シャルケ04の下部組織で育ったルロイ・サネ。元セネガル代表サッカー選手の父親と、新体操選手の母親を持つ天才アタッカーは、10代からドイツ・ブンデスリーガで鮮烈な活躍を見せた。

マンチェスター・シティにやってきたのは2016年8月。移籍金はメディアによって差があるものの、3700万ポンドから4650万ポンドだと伝えられている。

プレミアリーグの舞台でもその鋭いスピードとドリブルによって存在感を見せたものの、2019-20シーズンにはバイエルンへの移籍が噂されるようになった。最終的に契約延長を拒否してドイツへと向かうことに。

2020年7月にバイエルンへの加入が決定し、移籍金はおよそ4500~4900万ユーロに最大1100~1500万ユーロのボーナスが付くという条件だったと報じられていた。

4位:ガブリエウ・ジェズス

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移籍先:アーセナル

移籍した年:2022年

移籍金:4500万ポンド(およそ91.09億円)

現在はアーセナルでプレーしているブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス。彼は10代の頃から名門パウメイラスで活躍を見せ、天才的なアタッカーとしてのセンスを見せつけていた。

2016年8月にマンチェスター・シティと契約した際にはおよそ2700万ポンドの移籍金が支払われたと伝えられた。2017年1月にイングランドへとやってきた彼は、いきなりプレミアリーグ10試合で7ゴールと活躍を見せる。

それから5年間に渡ってシティでプレーした後、2022年夏にアーセナルへの移籍が決定。取引額については公表されていないものの、メディアの報道では4500万ポンドであったと伝えられている。

ロンドンに新天地を求めた彼は、その後複数の大怪我を経験するなど悩みの多いシーズンを過ごしており、今季も前十字靭帯断裂の影響で出遅れている。

3位:フェラン・トーレス

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移籍先:バルセロナ

移籍した年:2022年1月

移籍金:4670万ポンド(およそ94.53億円)

フェラン・トーレスがマンチェスター・シティに所属していた時間はとても短いものだった。その1年半はコロナ禍の最中で無観客試合も多く、シティのファンは彼のプレーを間近で見る機会が少なかった。

バレンシアの下部組織で育った彼は、10代からトップチームの一員として活躍を見せ、チャンピオンズリーグにも出場。19歳と254日でラ・リーガに50試合出場し、クラブの最年少記録も更新した。

そして2020年にマンチェスター・シティへと加入。この際には2300万ユーロの移籍金が動いたとされている。ただ2021-22シーズンは怪我の影響で出場機会が限られる状況となり、シーズン途中にバルセロナへの移籍が決定した。

その際には5500万ユーロ+最大1000万ユーロのボーナスという移籍金が約束されたと言われており、シティはわずか18ヶ月で彼の価値を2倍以上に高めたことになる。

2位:ラヒーム・スターリング

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移籍先:チェルシー

移籍した年:2022年

移籍金:4750万ポンド(およそ96.15億円)

リヴァプールの下部組織で育ったスターリング。2012年に17歳と107日でウィガン・アスレティック戦に途中出場し、クラブで3番目に若いデビューとなった。

鋭いドリブルで存在感を見せた彼は2014-15シーズンを最後に契約更新を拒否し、マンチェスター・シティへの移籍を決断。メディアの報道では4400万ポンドから4950万ポンドの取引だったという。これはイングランド人選手としては歴史上最も高額な移籍金であった。

ジョゼップ・グアルディオラ監督の指導を受けた彼は、単なるウインガーから「ゴールを決められるウイング」として才能を開花させ、長くチームの中心として活躍した。

そして2021-22シーズンを最後にシティを離れることを決め、チェルシーへと移籍。この際には4750万ポンドで取引が行われたという。

1位:フリアン・アルバレス

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移籍先:アトレティコ・マドリー

移籍した年:2024年

移籍金:6440万ポンド(およそ130.36億円)

マンチェスター・シティの歴史上で最も高額な売却となったのは、昨年の夏にアトレティコ・マドリーへと移籍したアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスであった。

リーベル・プレートで育成された彼は若くしてコパ・リベルタドーレス優勝に貢献するなど活躍を見せ、2022年1月に1400万ポンドでマンチェスター・シティへの移籍が決定した。

スタメン出場の機会は決して多くはなかったものの、シティで過ごした2シーズンで数多くのゴールを決め、信頼できるアタッカーとしてジョゼップ・グアルディオラ監督に重用された。

そして昨年夏、アトレティコ・マドリーはボーナスを全て含めればおよそ9500万ユーロに達するという巨額の取引を提示し、シティはクラブの記録となる額でフリアン・アルバレスを売却することになった。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

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