日本代表の佐野海舟と川﨑颯太が所属するドイツ1部マインツは、1日にユヌス・マリが約9年ぶりにチームに復帰すると発表した。

33歳のマリは、ドイツ生まれの元トルコ代表MF。

2011年~2017年1月までマインツで活躍し、岡崎慎司氏とも55試合ともにプレーした経験がある。

昨夏にトルコのクラブを退団して以降は無所属になっていたが、古巣への復帰が決まった。ただ、マリがプレーするのは、マインツのトップチームではなく、なんとリザーブチーム!

マインツのテクニカルディレクターであるマイクル・シェーンヴァイツは、「経験豊富で質の高い選手であるマインツOBのユヌスをU23チームのリーダーとして獲得できたことを大変嬉しく思う。トップレベルの育成チームとして若手選手をプロレベルへと引き上げるという目標に取り組んでいる。そのためには、求められるスキルを理解し、才能ある選手の成長を支えられる存在が不可欠だ」と説明。

4部リーグに属するマインツのリザーブチームには20歳の山崎太湧らが所属しているが、マリを含めて30代の選手も4人いる。

マリは「家族と自分にとって第二の故郷であるこの場所で、再びこのユニフォームを着ることができるのは、とても特別な気持ち。経験を活かしつつ、選手たちと楽しい時間を過ごし、成功を祝えることを楽しみにしている」と語っている。

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