J2のV・ファーレン長崎は9日、ブラジル人FWガブリエル・チグロンが完全移籍加入することが決まったと発表した。

ガブリエル・チグロンは2001年10月13日生まれの23歳。

ブラジルの名門ボタフォゴ出身で、最近まで韓国1部の光州FCに所属していた。

Kリーグでは昨季33試合8ゴールを記録したが、今季は8試合0ゴール。そして、クラブの財政難に伴い、8月6日に契約解除が発表されてフリーとなっていた。

以下は長崎加入が決まったガブリエル・チグロンのコメント。

「V・ファーレン⻑崎の強化部の皆様、関係者の皆様、私を信頼してこのクラブに招き⼊れていただき、本当にありがとうございます。この機会を⼤変嬉しく思っています。

チームの⽬標達成、特にタイトル獲得とJ1昇格に貢献するために来ました。ファン・サポーターの皆様には、ピッチ上での多⼤な努⼒、献⾝、そして闘志を期待していただければ幸いです。

⻑崎という美しい町、魅⼒的な施設、この偉⼤なクラブのユニフォームを着れることを⼤変嬉しく思っています。チームのために精⼀杯頑張りますので、応援よろしくお願い致します」

J2で現在3位のV・ファーレン長崎では、多くの外国人選手がプレーしている。

現在、DFエドゥアルド、MFディエゴ・ピトゥカ、マテウス・ジェズス、エメルソン、FWフアンマ・デルガド、エジガル・ジュニオの6人が所属しており、ガブリエル・チグロンは7人目。

J2で試合にエントリーできる外国人選手は「4人」。

東南アジアなどのいわゆる提携国枠は無制限だが長崎に該当選手はいないため、7人中4人しか試合に出場することができない。

長崎は8月21日にMFマルコス・ギリェルメがFC東京へ期限付き移籍したばかりだったが、再びガブリエル・チグロンを加え、外国人7人体制となった。

待望の新スタジアムで8年ぶりのJ1復帰を目指す長崎は今週末、13日(土)に5位のRB大宮アルディージャとアウェイで対戦する。

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