令和7年度全国高校総体(インターハイ)の女子サッカーは2日、決勝戦が北海道の日鋼室蘭スポーツパークで行われた。

真夏の暑さを避け、今年も北海道の室蘭市と伊達市で集中開催されたインターハイの女子サッカー競技。

頂点をかけた決勝の結果は以下の通りとなった。

令和7年度高校総体(インターハイ)女子サッカー 決勝

常葉橘(東海①) 2-3 大商学園(近畿①)

大会2連覇中の藤枝順心が予選敗退を喫した今大会。決勝へ駒を進めたのは、初優勝を目指す常葉橘と、3大会前の王者で昨年は準優勝に終わっていた大商学園だった。

試合は、前半12分に18歳のU-19日本女子代表FW佐藤ももサロワンウエキのダイビングヘッドで大商学園が先制。しかし、前半27分にMF小島あのん、後半4分にFW竹川花音が決め、常葉橘が逆転に成功する。

このまま試合が決着するかと思われたが、終了間際の後半34分、佐藤ももサロワンウエキが試合を振り出しに戻す値千金の同点。そして延長後半6分、途中出場の大商学園FW花田ここなが決勝点を奪い、勝負を決した。

昨年のリベンジを果たし、3年ぶり2度目の優勝を成し遂げた大商学園。佐藤ももサロワンウエキは神村学園FW原口鈴音とともに5ゴールを挙げて大会得点王も受賞している。

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