今夏も来日ツアーを行った日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダ。

メインスポンサーだった日本のヤスダグループとの協力関係は維持されているが、同社は今季から胸スポンサーではなくなった。

そのヤスダグループは、同社がプロモーターを担当していたバルセロナ対ヴィッセル神戸戦をめぐって、楽天に支払うべきだった100億ウォン(10.6億円)を横領したなどと疑惑が報じられている。

『AS』によれば、 ソシエダのジョキン・アペリバイ会長は、ソシエダと提携関係にあるヤスダグループが契約違反を犯したとされるバルセロナの日本ツアー中止騒動についてこう言及したという。

「バルセロナで起きたことは何も知らない。韓国で企画されたのだと思う。何も言うことはない。

我々はヤスダとの日本ツアーでは問題はなかった。また何度も来られることを願っている。ツアーの運営には満足している。

ヤスダとの関係は良好だ。彼は長年私たちと仕事をしてきた。今後何年も一緒に仕事をし、物事の進め方について話し合いを続けてくれることを願っている」

バルサでの騒動は関知しておらず、ソシエダとは蜜月関係にあるとのこと。

なお、バルサ対ヴィッセル神戸戦は一旦中止になりかけたものの、27日にノエビアスタジアム神戸で行われることが決まった(楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長がバルサに500万ユーロ(8.6億円)を支払らったという報道も)。

また、ヤスダグループは、日本人3選手が所属するフランスのスタッド・ランスのスポンサーも務めているが、同クラブの来日ツアーのスポンサーは今季から変更になっている。

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