29歳のエクアドル人FWが、所属しているクラブの練習場で武装した集団に襲撃されるという事件が発生したという。

被害を受けたのはエクアドル3部リーグのリーガ・デポルディーバ・ウニベルシタリア・デ・ポルトビエホに所属している29歳のFWブライアン・アングロ“エル・クコ”であるという。

『AS』によれば、彼はチームメイトとともに練習場へと入ろうとした際、身元不明の集団に突如銃撃を受けたとのこと。

アングロはそれによって足を撃たれてしまい病院に運ばれることになったものの、迅速な治療によって命に別状はない状況にあり、健康状態は安定しているという。

警察の発表によれば、この襲撃を行った犯人のうち2名は事件直後に逮捕されており、その原因については現在捜査を進めている最中であるとのこと。

『Mundo Deportivo』によれば、現在デポルディーバ・ウニベルシタリア・デ・ポルトビエホの選手数名が脅迫を受けていることが明らかになっているそう。

クラブはこの後17日にブオス・ウルブルというクラブとの試合を控えており、2部昇格を争う大切な状況にあるという。

ブライアン・アングロはかつてエメレクやクルス・アスル、サントスなどの名門クラブでもプレーした経験を持っており、エクアドル代表でも5試合に出場したことがある名FWである。

エクアドルではこの数ヶ月サッカー選手への襲撃事件が相次いでおり、9月19日には2部の22・デ・フリオFCに所属していたジョナタン・ゴンサレスという選手が銃撃されて死亡していた。

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