JリーグMVP誕生!明治大学サッカー部出身で「偉大な実績」を残した5名

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関東大学サッカーの雄である明治大学は、数々の名選手や名監督を輩出してきた。



その中でも際立った実績を残した5名を紹介する。



杉山隆一





1941年7月4日生まれ



日本サッカー史に燦然と輝く天才ウィンガー。



サッカーの街・清水に生まれ、清水東高校から明治大学へ進学。浪人時代に19歳で日本代表デビューを飾った逸話を持ち、大学3年次に出場した1964年の東京五輪では日本のベスト8入りに大きく貢献した。



1966年に三菱重工業へ入社すると、2年後のメキシコ五輪では5アシストをあげる大活躍。釜本邦茂との名コンビにより日本を銅メダルに導いた。



引退後はヤマハ発動機の監督やジュビロ磐田のスーパーバイザーなどを務め、2005年に日本サッカー殿堂に選出されている。



木村和司



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画像1: (C)Getty Images
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1958年7月19日生まれ



80年代の日本サッカーをけん引した“10番”。



地元の県立広島工業高校から明治大学へ進学。在学中から日本代表としてプレーし、卒業後には高校の先輩にあたる金田喜稔と同じ日産自動車サッカー部へ加入した。



日産はもちろんのこと、日本代表でも10番を背負い、1985年に行われたメキシコW杯のアジア最終予選では、旧国立での韓国戦で伝説的なフリーキックを決めてみせた。



1993年に開幕したJリーグで2シーズンプレーして現役を引退。指導者としては2010年から2011年にかけて横浜F・マリノスで指揮を執っている。2020年に殿堂入り。



佐々木則夫



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1958年5月24日生まれ



帝京高校から進んだ明治大学では木村和司と同期。



卒業後は日本電信電話公社(※NTTグループの前身)に入社し、全国社会人大会や全国地域リーグ決勝大会で優勝を経験。ただ個人としてはJSL2部でのプレーにとどまり、Jリーグ開幕前の1991年に33歳で引退している。



その後はNTT関東で指導者に。佐々木監督時代にチームは「大宮アルディージャ」へと生まれ変わり、Jクラブとしての道を歩み始めた。



2008年から2016年まで率いた日本女子代表のなでしこジャパンでは、ワールドカップ優勝(2011年)、同準優勝(2015年)、ロンドン五輪銀メダル(2012年)などを達成。2019年に日本サッカー殿堂入りを果たした。



長友佑都



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1986年9月12日生まれ



記念すべき明治大学出身初のワールドカップ選手。東福岡高校から進学し、最初に話題になったのはスタンドで応援している際の太鼓だった。



大学で右サイドバックにコンバートされ、2007年に練習試合でのプレーが評価されFC東京の特別指定選手に。翌2008年には1年を残してサッカー部を退部しプロ契約を結んだ。



その年に早くも日本代表デビューを果たすと、北京五輪から南アフリカワールドカップへ。そのまま2022年のカタールワールドカップまで4大会連続出場を果たしている。



2010年から欧州でプレーしていたが。2021年にFC東京へ帰還。再びFC東京の5番を背負いピッチ内外で存在感を放っている。



早川友基



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1999年3月3日生まれ



最後は、2025シーズン、明治大学出身選手として初のJリーグ最優秀選手賞(MVP)に輝いた早川友基。



横浜F・マリノスジュニアユースから桐蔭学園高校へ進み、大学での4年間を明治で過ごし、2021年に鹿島アントラーズでプロ入りした。



2022年にクォン・スンテらを押さえてJリーグデビューを果たすと、3年目以降は鹿島の絶対的な守護神に。2024年にはクォン・スンテの背番号1番を受け継ぎ、ついには鹿島を9年ぶりのリーグ優勝へと導いた。



2025年7月の東アジアE-1選手権で日本代表にもデビュー。鈴木彩艶(怪我)と大迫敬介(天皇杯)が不在だった11月シリーズでは2試合にフル出場しており、北中米ワールドカップのメンバー入りが期待される。



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筆者:奥崎覚(編集部)



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