ワールドカップ開幕前で3か月を切るなか、ブラジル代表は背番号10問題に揺れているようだ。
セレソンのエース番号である10は長年、ネイマールが背負ってきた。
さらに、ネイマールが背番号10の後継者に指名してたロドリゴも3月に靭帯断裂となり、ワールドカップ欠場が決まってしまった。
そうしたなか、今回の代表ウィークで伝統の10番を託されたのは、ヴィニシウス・ジュニオールだった。
25歳のヴィニシウスは、強豪レアル・マドリーで、クリスティアーノ・ロナウドらが背負った背番号7をつけているスター選手。ただ、今回の代表戦では不発に終わり、国内で批判に晒されている。
元ブラジル代表のルイス・ファビアーノとファビオ・ルシアーノは、『ESPN』で、こう話していたそう。
「問題はヴィニシウス自身にあると思う。多くの代表監督にチャンスを与えられてきたが、今のところ何も示せていない。レアル・マドリーと同じようなプレーを見せられていない。
カルロ・アンチェロッティ代表監督は、レアル・マドリー時代のような状況に彼を置けないと思う。ヴィニにボールが渡ると、あまりに多くの選手にマークされてしまう。
ネイマールがいない時、ヴィニはその役割を担わなければならない。
ヴィニが代表で10番を着けるなんて考えられない。なぜなら、そうすると比較されることになるからだ。あの番号を彼から取りあげろ。ヴィニシウスは7番か11番だ。
10番としてプレーするな。ワールドカップでセレソンの10番になろうとするな。お前は10番じゃない。我々は10番を頭脳的な選手、天才と見なしている。
ヴィニシウスはブラジルの10番として不適格という評価のようだ。
一方、ブラジル女子代表で長年10番を背負ってきたマルタは、『Globo』で、「私はずっと10番をつけてきたけれど、特に代表では特別な重みがある。誰もが輝かしい歴史を持ち、スターのように扱われてきた。多くの人がヴィニを特別な存在として見ているけれど、彼には気負わずにハッピーにプレーしてほしい」と話していた。
筆者:井上大輔(編集部)

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