昨シーズンからスペイン1部マジョルカでプレーする浅野拓磨

27日の第7節アラベス戦でチームに今シーズン初勝利をもたらす値千金の決勝ゴールを決めた。

だが、後半20分すぎに負傷交代。その後、クラブは浅野が左足ハムストリングを負傷したことを発表した。

アラサテ監督は、浅野について、60分間のプレーを想定している選手とコメント。その60分を超えてプレーしたことで負傷した可能性があることを示唆した。

マジョルカは浅野の離脱期間を明言していないが、地元紙『Ultima Hora』は、4~6週間ほどの離脱となる重いものだと伝えている。

「日本人ウィンガーである浅野は、負傷の程度を正確に把握するために更なる検査を受けたが、朗報ではなかった。

クラブから離脱が正式に発表されたが、予想よりも長期化する見込み。

回復期間は4~6週間と見込まれており、指揮官は少なくとも4試合は、最も特徴的な攻撃陣のひとりを失うことになる。

タクはマジョルカに加入以来、身体的な問題か監督の判断なのか、1試合もフル出場していない。

ハムストリングの怪我を繰り返しており、今回はおよそ2ヶ月間ほどの離脱になる」

浅野は昨シーズン23試合、今シーズン5試合に出場しているが、今年3月のエスパニョール戦で84分プレーしたのが最長。

マジョルカは現在開催中のU-20ワールドカップに19歳の若手WGジャン・ビルジリを派遣しており、同紙はチームとして難しい時期に浅野の離脱は起きたとも伝えている。

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