「代表チームの成績に悪影響を及ぼす可能性がある」日本代表に敗れたイングランドが警鐘…過密日程が招く代償

「代表チームの成績に悪影響を及ぼす可能性がある」日本代表に敗...の画像はこちら >>



先月31日に行われた日本代表との親善試合で敗れたイングランドに、別の課題も浮かび上がっている。



イギリスの公共放送『BBC』によると、イングランドサッカー協会は、過密日程による選手への負担が将来的な代表チームの成績に悪影響を及ぼす可能性があると警鐘を鳴らした。



2024-25年の年次報告書の中で、国際大会の増加や大会規模の拡大が、トップ選手の休養時間を圧迫していると指摘している。



特に、2025年から32チーム制で開催されるFIFAクラブワールドカップや、拡大が続くUEFAチャンピオンズリーグなどが日程をさらに過密にしており、選手の回復やコンディション維持に影響を与える懸念があるという。FAはこうした流れが、FAカップのような伝統ある大会の価値低下にもつながりかねないと分析している。



また、疲労の蓄積によって代表チームのパフォーマンスが低下し、十分なトレーニング時間が確保できなくなる点も問題視された。近年は国際的にも過密日程への懸念が高まっており、選手会であるFIFPROも過度な移動や休養不足を強く批判している。



FAは国際サッカー界において一定の発言力を持つ立場として、選手の健康と競技の質を守るための解決策を提案していく方針だ。さらに、ヘディングによる脳への影響やサイバー攻撃といった新たなリスクにも対応を進めている。



信じられないような怪我で離脱した10名の選手



ピッチ内外で課題が山積する中、イングランドが再び世界の頂点を目指すには、環境面の整備も避けて通れないテーマとなりそうだ。



筆者:江島耕太郎(編集部)

編集部おすすめ