「一本目で仕掛けろ!」町田でプロデビューの“現役高校生”徳村楓大がいきなり躍動!「いい部分につながった」ファーストプレーとは

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AFCチャンピオンズリーグ・エリート第8節、FC町田ゼルビア 3-2 成都蓉城、2月17日、東京・町田GIONスタジアム]



ラウンド16進出を決めている町田は、ホームで中国の成都と対戦。3-2で競り勝ち、リーグフェーズ最終節を勝利で締めくくった。



この日、公式戦デビューを果たしたFW徳村楓大(ふうた)は、得意のドリブル突破から果敢にゴール前へ迫り、追加点をアシスト。プロデビューを感じさせない自信に溢れたプレーで、チームの勝利に貢献した。



ファーストプレーが「試合運びのいい部分につながった」



14日の水戸戦からスタメン8人を入れ替えて臨んだ町田は、神村学園高で今冬の全国高校サッカー選手権大会を沸かせたドリブラーを2シャドーの一角で起用した。



チームメイトのMF白崎凌兵は、「前日練習からめちゃくちゃ緊張していて、きょうも表情が硬くて『こいつ大丈夫かな』と思っていた」と心配していたが、徳村はファーストプレーでいきなり持ち味を発揮する。



前半1分、徳村は左サイドでボールを受けると、縦へドリブルで仕掛け、クロスは相手DFに阻まれるも、コーナーキックを獲得した。



「『一本目で仕掛けろ』と選手のみんなに言われていたので、一本目はしっかり蹴ることを意識した。あそこでコーナーキックを取れたことがきょうの試合運びのいい部分につながったと思います」



1点をリードして迎えた前半25分に、ショートカウンターの流れからカットインした徳村がエリア手前中央へつなぐ。



このボールを白崎がダイレクトで右足を振ると、まっすぐに伸びた弾道がゴール右隅に突き刺さった。



町田の背番号34はアシストのシーンを振り返り、「ウィングバックの(林)幸太郎くんがオーバーラップしてくれて、内側が空いたので、カットインしたら中にシラくん(白崎凌兵)がいた。ちょっとパスがずれましたけど、ワンタッチでスーパーなゴールを決めてくれた。自分のアシストですけど、ほぼシラくんのゴールって感じですね」と照れくさそうに笑った。



その後もドリブルで果敢にゴール前へ迫る姿勢を見せ、シュート本数はチーム最多の7本を記録。

試合終盤にはあわやPK獲得という惜しいドリブル突破もあった。



現役高校生らしからぬ堂々としたプレーで相手を翻ろうした徳村は、「仕掛けの部分で言うと、90分通してやり続けられたと思っています」と自身のパフォーマンスに手応えを感じながらも、「最後のフィニッシュの質は、90分を通して課題だった」と語り、シュート7本で無得点に終わった決定力の向上を誓った。



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町田は21日午後2時からアウェイで東京ヴェルディと対戦する。徳村は、アジアの舞台でつかんだ手応えと課題を糧に、次はリーグ戦デビューを目指す。



「90分を通して力強い選手になりたい」と意気込む高校生ドリブラーのさらなる飛躍に目が離せない。



(取材・文 白谷遼)

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