ついに開幕したAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)。
Jリーグからはヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、町田ゼルビアが出場しており、日本勢は初戦を2勝1分の好成績でスタートを切った。
そうした中、韓国の蔚山文殊サッカー競技場で行われた同国1部の蔚山HDと中国1部の成都蓉城の試合では、一触即発のトラブルが発生した。
1-1で迎えた後半アディショナルタイムに、蔚山FWホ・ユルが劇的逆転弾を挙げると、成都サポーターが集う席から選手たちに向かって水が入ったペットボトルが投げ込まれたという。
蔚山は後半、アウェイサポーター席の方向へ向かって攻めていたため、ホ・ユルは成都サポーターの前でチームメイトと抱擁を交わすことになってしまった。
あわや直撃するところだった元サガン鳥栖・鹿島アントラーズのチョン・スンヒョンは激怒。成都サポーターに詰め寄る場面もあったが、駆けつけた選手らに制止させられた。
韓国メディア『SPOTV NEWS』は、「逆転負けすると『非常識』」という見出しで、成都サポーターの行為を強く非難。「中国の観客のマナーの悪さが垣間見える場面だった」と結んでいる。