韓国1部大邱FCは4日、元U-21日本代表MF吉野恭平の退団とJ1セレッソ大阪への移籍を発表した。

吉野は東京ヴェルディのアカデミー出身で、その後は京都サンガ、サンフレッチェ広島、ベガルタ仙台、横浜FCを渡り歩いた。

昨年1月に大邱FCへ移籍すると、すぐにボランチで定位置をつかみ、安定感のある活躍を見せた。韓国1部では通算48試合に出場して7得点3アシストを記録した。

大邱FCは現在、リーグ戦17試合を終えて3勝3分11敗の勝点12で12チーム中最下位に低迷しており、11位水原FCとの勝点差は4ポイントと苦しい状況だ。

チームが厳しい状況下で退団する吉野だが、クラブの公式発表にはファンから「いままでありがとうございました」「グッドラックトゥーユー」など、好意的なコメントが寄せられた。

同選手は大邱の公式発表で、今回の大邱退団およびC大阪移籍について「いまのチームが置かれている状況の中で決断を下すのは本当に簡単ではありませんでした。家族といろいろなことを深く悩んだ末に帰国を決心しました」と説明した。

吉野は2023年にプロゴルファーの松森彩夏さんと結婚し、今年5月には松森さんがインスタグラム上で第一子出産を報告している。

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