ワールドカップまであと3か月ほどに迫るなか、日本代表は今月重要な強化試合を戦う。
このタイミングで初招集されたのが、塩貝健人だ。
慶應大学ソッカー部で関東大学リーグ得点王になると、特別指定を受けた横浜F・マリノスでJリーグデビュー。その後、大学休学して、オランダ1部リーグNECへ移籍した。
そこでスーパーサブとして得点を量産すると、この冬にドイツ1部ヴォルフスブルクに1000万ユーロ(約18.4億円)ほどの移籍金で引き抜かれた。
彼の武器は時速36.2キロを記録したほどの圧倒的スピード。これは2022年ワールドカップで日本代表最速だった伊東純也の時速34.1キロを上回るものだ。
そうしたなか、塩貝は『ABEMA』のインタビューで、こう語っていた。
「なんかポンポンと行ったなというか。大学サッカー3部リーグでやってたところから2年くらいで、ブンデスリーガまで来ちゃったので、自分でもちょっと驚きはあるんですけど、サッカーっておもしろいなと本当に感じています。
ブンデスリーガにずっと行きたいのはあったし、ワールドカップがあと半年後に迫っていて、いま自分がオランダでプレーしていて、このままで選ばれるのかというのと、その選考を考えた時にブンデスで結果を残すのが自分にとって一番選択肢だなと思った。
結果さえ残せば選ばれるかなと思っているので、ここにしようと決めました。
スプリントが一番自分の武器なので。
「その時にボルトの走り方とか…(研究と言われると)ちょっと語弊がありまして、ボルトの走り方を分析していたっていうほどではないかな。
もちろん、ボルトの走り方、どこの筋肉が発達しているとか、走る時にどういうフォームで走ったらいいとか、トレーニングを真似してやってみたら速くなった感じですね。
(それは十分に分析では?)分析っすか?分析っすね、確かに。
タイム的にはそこまでわからないんですけど、気持ち的には速くなった感じがして。
個人的な意見では、メンタル的なところが結構大部分を占めていると思っていて。
自分が速くなっていると思えば、速く走れるし、点を決められそうと思っていたら、決められる。
勘違い的な自信が結果につながると僕は思っているので。勘違いできるようなトレーニングをするのを常に心がけています」
人類史上最速を誇ったウサイン・ボルトの走り方を参考に、スピード強化に取り組んできたそう。
移籍したヴォルフスブルクではまだ1ゴールにとどまっているが、その要因については守備でエネルギーを費やしてしまっていることにあると自ら分析していた。
日本代表史上「最速のスピードスター」といえる6人の“爆速王”
日本代表は28日にスコットランド、31日にイングランドと対戦する。新たなスピードスター塩貝のデビューにも期待したい。
筆者:井上大輔(編集部)

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