今夏、J1湘南ベルマーレからデンマークの強豪コペンハーゲンに移籍した日本代表DF鈴木淳之介。

怪我が癒えた鈴木は、24日に行われた2部リュンビーとの国内カップで、ついに新天地デビューを果たした。

鈴木は3バックの左でフル出場し、チームも2-0で勝利している。

クラブ公式サイトによれば、鈴木は試合後にこう話していたそう。

「試合前は少し緊張していましたが、チームの勝利に貢献できたことは嬉しいし、誇らしいです。

コンディションを戻すことができて、プレータイムを貰えたのも嬉しいです。

今日の僕らは素晴らしい尽力を見せました。コンパクトでしたし、最終ラインでのコミュニケーションも驚くほどうまくいきました。

素晴らしい歴史を持つビッグクラブでプレーできることを嬉しく思います。より多くの試合に出場して貢献したいというモチベーションがより強くなりました」

鈴木は今年6月のインドネシア戦で日本代表デビューを果たした22歳のディフェンダー。

帝京大学可児高校時代は守備的MFとしてプレーしていたが、その後、センターバックにコンバートされた。ディフェンダーとしては上背はそれほどないが、もともとMFだったこともあり、足元の技術が高い。

コペンハーゲンのキャプテンでもある33歳のスウェーデン人FWヴィクトル・クローソンも「今日の彼は強かった。ピッチ上で一番ではなかったとしても、最高によかった選手のひとりだった。

鈴木にとって最高のデビューだったね。インターナショナルブレイク中の練習試合でもよかったんだ。いまの彼はそれを発展させていくだけさ」と鈴木のデビュー戦を讃えていた。

現在、日本代表はDFラインに離脱者が多く出ており、鈴木の復帰はサムライブルーにとってもポジティブな出来事だろう。

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