なでしこジャパンの選手たちが多くプレーする英女子トップリーグのWSL。
7日にアンフィールドで行われたマージーサイドダービーには、リヴァプールの長野風花、清水梨紗、エヴァートンの石川璃音、林穂之香、籾木結花が出場した(エヴァートンの北川ひかるは欠場)。
試合はリヴァプールが前半12分に先制するも、エヴァートンがオルネジャ・ビニョーラのハットトリックなどで4-1の逆転勝ちを収めている。
日本人女子6選手は、アンフィールドのピッチで一緒に写真に納まった。
また、試合直後には籾木が清水と抱き合うと思わず号泣するシーンも。
籾木は、SNSで清水に「おかえり」とのメッセージを送っていた。
「(日本語で)試合中は堪えたけど試合後にりさの姿を見たら涙が止まりませんでした。
(英語で)長いリハビリを終えた親友がピッチに戻ってきたのを見た時、涙を堪えきれなかった」
籾木と清水はともに1996年生まれの29歳。
アメリカ生まれの籾木は、慶應義塾大学出身でもあるが、清水とは日テレ・東京ヴェルディベレーザでともにプレーした元チームメイトの間柄だ。
清水は2024年7月のパリ五輪で右膝前十字靱帯断裂の重傷を負い、長いリハビリの末に先月末におよそ400日ぶりに復帰したばかり。
籾木は盟友である清水がピッチに戻ってきた姿を目にして、思わず感極まっていたようだ。清水は籾木に「ただいま」と返信している。