「アタッカーから守備的MF」へのコンバートに成功した驚きの6選手

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サッカー選手のキャリアにおいてはコンバートはつきものだ。上手い選手は少年時代にストライカーとして起用されることが多いが、年齢が上がるとともに大半がポジションを下げていく。



とはいえ、プロ選手となってから大きくポジションを変えるパターンはそれほど多くはない。今回は「ストライカーからボランチ」としてコンバートされた貴重な選手たちをご紹介する。



ジョルジニオ・ワイナルドゥム



「アタッカーから守備的MF」へのコンバートに成功した驚きの6選手
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代表:オランダ



所属したクラブ:フェイエノールト、ニューカッスル、リヴァプール、PSG、アル・イティファクなど



南野のチームメイトでもあるワイナルドゥムは、フェイエノールト時代には風貌もプレースタイルもロナウジーニョを彷彿とさせる天才ドリブラーとして名を馳せた。宮市亮ともともにプレーし、PSVやニューカッスルでもシーズン2桁ゴールを記録する得点源だった。



しかし、ユルゲン・クロップ監督のもとで完全に中盤のバランサーへと変貌を遂げた。本人もその変化をこう語っている。



「以前の自分はもっと攻撃的な選手で、ゴールも決めていた。あまり守備はしなかったけれど、今はボールも取り戻すし、チームがよりよいバランスになることを手助けしている。その点でクロップ監督は僕を大いに助けてくれた」



フェルナンジーニョ



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代表:ブラジル



所属したクラブ:シャフタール・ドネツク、マンチェスター・シティ、アトレチコ・パラナエンセなど



ペップ・グアルディオラが惚れ込んだ秀逸なブラジル人ボランチ。元々は攻撃的な選手だったが、シャフタール・ドネツク時代にウィリアンらと"ブラジリアン・カルテット"を形成したことが転機となった。



テクニシャンたちを後方から支える利他的な選手へと転身し、インターセプト力や意外なほどの空中戦の強さを武器に、ボールを奪ってつなぐ役割を高いレベルで体現。晩年にはCBとしても起用されるほどの万能性を発揮し、ゲーム「FIFA」シリーズでもメインポジションがディフェンダーに設定されるほどだった。



ムサ・デンベレ



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代表:ベルギー



所属したクラブ:ベールスホット、ヴィレムII、AZ、フラム、トッテナムなど



フランス代表のウスマヌ・デンベレとの混同に注意が必要な、元ベルギー代表のムサ・デンベレ。トッテナム時代には当時のマウリシオ・ポチェッティーノ監督から、こう絶賛された。



「デンベレはサッカーの天才だ。

ロナウジーニョ、マラドーナ、オコチャのようなね。サッカーの歴史上でも信じられないようなタレントのひとりだ」



元々はフォワードとして身体能力を買われていた選手だったが、ポストワーカーやウイングでは結果を残せず苦戦。しかし、AZを経てフラムに加入したことでセンターハーフへの本格転向が実現し、その才能が開花した。



福西崇史



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代表:日本



所属したクラブ:ジュビロ磐田FC東京東京ヴェルディなど



"潰し"を極めた元日本代表ボランチ。正確なポジショニングと冷徹なまでの判断力を武器に、Jリーグを代表する職人的なボランチとして活躍した。



しかし、その始まりはFWだった。ジュビロ磐田にストライカーとして加入したものの、ハンス・オフト監督の眼がその潜在能力を見抜き、ボランチへのコンバートを決断。本人も「FWとしては通用しないと痛感していた時期だったので、断ることは考えられなかった」と後に振り返っている。転向を素直に受け入れたことが、日本サッカー史に名を刻む名ボランチ誕生の瞬間だった。



日本では他にも知念慶や喜山康平らがストライカーからボランチへのコンバートを成功させ、キャリアを変化させている。



アラン・スミス



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代表:イングランド



所属したクラブ:リーズ・ユナイテッド、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスルなど



2000年代初頭の"ヤング・リーズ"躍進を支えた金髪のストライカー。得点力が高いタイプではなかったが、それを補って余りある激しいプレースタイルで多くのファンを魅了した。



マンチェスター・ユナイテッドへの移籍後にセンターハーフへコンバートされ、サー・アレックス・ファーガソン監督はその判断の背景をこう説明した。



「ロイ(・キーン)はアランに若き日の自分のような特徴があると見ている」



FW時代から見せていた激しいタックルを武器に新ポジションへ適応したものの、大ケガによってスピードを喪失。

それでも諦めず、ニューカッスルへ移籍後も攻撃的なスタイルを捨て、中盤の潰し役として献身的にチームに貢献し続けた。



アデル・ターラブ



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代表:モロッコ



所属したクラブ:トッテナム、QPR、フラム、ミラン、ベンフィカなど



現在はUAEのアル・シャールジャでプレーする、かつて"マジシャン"と称された元天才アタッカー。QPR時代には「誰も止められない」とも言われた凄まじい個人技でファンを熱狂させたが、その後はプライベートでのトラブルメイカーぶりもあってキャリアが右肩下がりになった。



「俺はモロッコのバロテッリだ」と豪語して加入したACミランでも復活の兆しを見せられず、サッカーファンからほぼ忘れられた存在となっていた。



ところが、ベンフィカで武闘派ボランチとして突如復活。185cmの恵まれた体躯を生かした闘える選手へと生まれ変わり、その変貌ぶりは世界中のサッカーファンを驚嘆させた。



魔改造成功!Jリーグで驚きのポジションにコンバートされた5人



※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。



筆者:石井彰(編集部)

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