マンチェスター・ユナイテッドとポルトガル代表で長く活躍を見せている名ミッドフィルダーのブルーノ・フェルナンデス。彼は先日リオ・ファーディナンドが主催しているポッドキャスト「リオ・ファーディナンド・プレゼンツ」に出演し、「夢の5人制サッカーチーム」を選んだ。
様々なチームや選手と対戦してきたブルーノ・フェルナンデスが選んだ「最高の5人の選手」は以下の通りとなった。
ぺぺ
国籍:ポルトガル
所属したクラブ:ポルト、レアル・マドリー、ベシクタシュなど
2000年代のサッカー界において、最もアタッカーを怖がらせたディフェンダーのひとりといえるペペ。技術やセンス、フィジカルを十分に備えながらも、多彩な挑発行為や相手を壊すことも厭わない激しいタックルを武器に、闘争心溢れるセンターバックとして長年君臨した。
ブルーノ・フェルナンデスは「5人制サッカーチームのベストプレーヤーか。ディフェンダーは一人は選ばなければいけないね。可能ならここにペペを選ばせてほしい」とコメント。
リオ・ファーディナンドはそれに対して「先日彼とは一緒に時間を過ごしたんだけど、今も彼は本当に健康的なんだ」と返答していた。
そして、ブルーノ・フェルナンデスは「彼は何キロも何キロもサイクリングするんだよ。インスタでその写真を見せられるのはうんざりだね(笑)。彼はラファエル・ヴァランより少し上かなと思う。友情という意味ではラファのほうが親友だけど、代表ではペペが一番僕を助けてくれた人物なんだ」と話していた。
フアン・マタ
国籍:スペイン
所属したクラブ:バレンシア、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなど
37歳になった今もオーストラリアのメルボルン・ヴィクトリーで現役を続けている元スペイン代表の司令塔。レアル・マドリーの下部組織で育ったもののトップチームでは台頭できず、バレンシアに移籍してから大ブレイクを果たした。
ブルーノ・フェルナンデスと同じマンチェスター・ユナイテッドでプレーした経験もあり、イングランド・プレミアリーグでも屈指のゲームメイカーとして活躍。
彼についてブルーノ・フェルナンデスは「中盤にはフアン・マタを起用するよ。彼は、僕がともにプレーした選手の中で最も技術的にスペシャルだった人物のひとりだ。いや、おそらく最高の選手だったね。そして、人間的な面でも彼は間違いなく最高の選手だった」と話している。
ポール・ポグバ
国籍:フランス
所属したクラブ:マンチェスター・ユナイテッド、ユヴェントス、モナコ
現在南野拓実と同じモナコでプレーしているポール・ポグバ。マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育成されたものの、トップチームでのチャンスを求めてユヴェントスへと移籍し、イタリアで大ブレイクを果たした。
それから巨額の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに買い戻されたものの、プレミアリーグでは波が大きいパフォーマンスに終止し、再びユヴェントスへ。しかし再びのイタリア挑戦ではドーピング違反によって長期の出場停止を受けてしまい、今季モナコで再出発を期している。
ブルーノ・フェルナンデスは「彼はここに置かないといけないね。ウディネーゼ時代にイタリアで対戦したから、彼の最高のプレーを知っているんだ。全てを持っている選手で、ミッドフィルダーとして何でもできる。走れて、奪えて、ゴールできて、アシストできて、ヘディングが強くて、デュエルもすごい。
また「イタリアで対戦した時、僕はまだ体重が69kgくらいだった。マークにつかなければいけなかったけど、ポールは野獣のように感じたね。何をしてもまるで子供扱いだったよ」と回想していた。
クリスティアーノ・ロナウド
国籍:ポルトガル
所属したクラブ:スポルティングCP、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、ユヴェントスなど
ブルーノ・フェルナンデスとともにポルトガル代表で中心的な存在となっているクリスティアーノ・ロナウド。同じスポルティングCPで大ブレイクを果たしてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したという縁もある。
40歳になってもポルトガル代表やアル・ナスルで目覚ましい活躍を見せ続けており、そのストイックな生活も数々のサッカー選手に影響を与えている。リオネル・メッシとともに競技の価値を大きく高めたスーパースターだといえる。
彼を選出したことについてブルーノ・フェルナンデスは「ペペ、フアン、ポールの3人を選んだから、あと二人必要だね。もちろんクリスティアーノ・ロナウドは必要だ。僕にとって、彼は常にサッカー界のトップスコアラーだからね」とコメントしている。
アントニオ・ディ・ナターレ
国籍:イタリア
所属したクラブ:エンポリ、ウディネーゼなど
ブルーノ・フェルナンデスが最後に選んだのは、彼が若い頃に所属していたウディネーゼのレジェンドであるイタリア代表FWアントニオ・ディ・ナターレだった。
エンポリでの活躍で評価を高めて2004年にウディネーゼへと移籍し、それから12年にわたって所属。
ブルーノ・フェルナンデスは「忠誠心でいえば、彼はまさに男だったね。ユヴェントスにでも、どこにでも行くことができたはずだけど、彼は家族のためにウディネーゼへと残ったんだ。そこで素晴らしいキャリアを過ごした」とコメントしていた。
また「彼はセリエAの歴史上トップ5に入る得点者だ。残留争いに巻き込まれてもおかしくないチームで毎年20ゴール近くを決めたんだよ。信じられない人物だ」と絶賛したとのことだ。
ちなみにブルーノ・フェルナンデスはこの選出について「他にもいろいろな選手を選べたけど、友人関係のことも加わってくるからね。それも少し入ってるよ」と語っていたようだ。
ワールドカップに出られない「世界最高クラスのスター選手」5名
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

![ワールドサッカーダイジェスト 2024年 9/19 号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61iNZutK1hL._SL500_.jpg)




![[ミズノ] フットサルシューズ モナルシーダ NEO SALA CLUB IN ホワイト/レッド 26.5 cm 3E](https://m.media-amazon.com/images/I/51KyBx5v2JL._SL500_.jpg)

![[ミズノ] フットサルシューズ モレリア TF ブラック/ホワイト 26.5 cm 2E](https://m.media-amazon.com/images/I/41P+itybOvL._SL500_.jpg)


