株式会社NTTドコモとDAZN Japan Investment合同会社は24日、包括協業契約を締結。
その第一弾として、6月5日(木)から提供開始予定のドコモの料金プラン「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」の契約者は、スポーツライブストリーミングサービス「DAZN for docomo」を追加料金0円で見放題で利用できることを発表した。
ドコモとDAZN Japanは、2017年2月から「DAZN for docomo」の提供を開始し、多くのユーザーが幅広いスポーツコンテンツを楽しむことができるよう取り組んできた。
またドコモは、新たな顧客体験の創出をめざし国立競技場やIGアリーナの運営をはじめとするベニュー事業に参入したほか、Jリーグトップパートナーとしても共同プロジェクトの発足や「Jリーグワールドチャレンジ」の共同開催など、よりスポーツを楽しむことができる取り組みを進めている。
一方、DAZN Japanは、世界最大級の動画配信サービス「DAZN」を軸にユーザーを起点とした、スポーツを中心にエンターテインメント領域での価値提供を追求している。
今回の協業により、スポーツエンターテインメント市場にイノベーションをもたらし、スポーツ体験に地殻変動を起こすことを目指すそう。
協業の第一弾として、「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」を契約すると、「DAZN for docomo」(月額4,200円)が追加料金0円で見放題に!
「DAZN for docomo」は、「DAZN」の全コンテンツを視聴することができ、明治安田Jリーグやプロ野球、ラ・リーガ、リーグ・アン、セリエAなどの欧州サッカー、さらにF1をはじめとするモータースポーツなどを年間を通じて楽しむことができる(※「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」における「DAZN for docomo」見放題の詳細はサービスサイトでご確認を)。
ドコモとDAZN Japanによる協業では、今後以下のような取り組みも検討していくとのこと。
1. スタジアム・アリーナにおける観戦体験の向上
「ドコモ MAX」、「ドコモ ポイ活 MAX」ご契約者向けに、スタジアム・アリーナでの観戦体験の提供
(1)プレミアムスポーツイベントへのご招待
(2)選手とのミート&グリート
(3)スタジアムのスイートルームやVIPパッケージでのスポーツ観戦
2. 広告事業に関する協業
・ドコモが保有する国内有数の1億※7を超える会員基盤に紐づく多様なデータアセットと、DAZN Japanが提供するスポーツのモーメントと話題性のあるスポーツコンテンツを掛け合わせた、「DAZN」での広告配信
・両社の知見を活かした新しい広告ソリューションの開発
関係者のコメントは以下の通り。
NTTドコモ 代表取締役副社長 齋藤武氏
「ドコモとDAZN Japan様は2017年2月に「DAZN for docomo」を提供開始して以降、長い協業関係にあります。今回、お客さまに提供するスポーツ体験価値をさらに高めるため、新たな協業契約の締結にいたりました。
ドコモは、国立競技場やIGアリーナなどの運営に携わるベニュービジネス、Jリーグやプロ野球団体との協業などスポーツ事業に注力しています。本協業を契機に、お客さまがいつでも・どこでもスポーツをさらにお楽しみいただけるよう、新たなスポーツ体験の創出をめざしてまいります」
DAZN Japan 最高経営責任者兼アジア事業開発 笹本裕氏
「NTTドコモ様とは、DAZNのローンチ当初の2017年以来ご一緒いただいており、DAZNにとっては常に特別で成長には欠かせないパートナーです。今回の包括協業契約により、両社のパートナーシップを次のレベルへと昇華させ、「DAZN for docomo」の見放題をはじめ、スポーツの熱狂を日本中につなぎ、スポーツエンターテイメントの未来をともにつくっていくことを大変嬉しく思っております。
両社のもつ知見、グローバルレベルでのテクノロジー、AI、データなどを融合することで、リアルとデジタルでのスポーツ体験は全く新しいものになるとワクワクしております。そしてDAZNはこれからも、あらゆる地殻変動を起こしてまいります」
ドコモとDAZN Japanは、日本をもっと元気にするため、スマホで、スタジアムで、あらゆる場所で、可能性を無限大に新サービスや新体験でスポーツ視聴を0(ゼロ)から変えていくという。