日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯。

欧州予選は2025年3月と始まるのが遅かったこともあり、まだ出場確定チームは出ていない(UEFAネーションズリーグで勝ち進んだ国は9月から予選開始)。

その欧州ではUEFAネーションズリーグが開催されるようになったため、他大陸の代表チームと対戦する機会が減っている。

そうしたなか、『Globo』は、「ブラジルサッカー連盟(CBF)は、欧州予選の終了を待ち、来年3月にフランスとオランダとの試合を計画している」と伝えた。

ブラジル代表は今W杯の南米予選で5位と苦しんだが、すでに本大会行きを確定させている。

9月で予選が終わったため、10月にはアジアツアーで日本・韓国と対戦する。

本大会までに欧州勢との試合を組める機会は限られているが、強豪国との対戦を計画しているようだ。

「ブラジル代表は、欧州チームと対戦できる唯一の機会に、FIFAランキングトップ10のチームと対戦する見込み。

フランスとオランダは、2026年3月にブラジルと対戦する相手として最有力候補となっている。

CBFは、ブラジル代表の親善試合のレベル向上に取り組んでおり、欧州チームと対戦できる唯一の機会についての話し合いを進めている。合意は予選の進捗状況次第だが、現在、フランスとオランダとの試合が計画されている。

カルロ・アンチェロッティ監督率いる代表スタッフ陣は、FIFAランキングトップ10のチームとより多くの試合を経験できることを期待している。9月の最新ランキングで、フランスは2位、オランダはブラジルより1つ下の7位となっている。

親善試合の交渉を進めるには、CBFは11月まで予定されている欧州予選の結果を待たなければならない。

フランスはグループDで首位に立っており、10月にも出場権を獲得するチャンスがある。出場権が確保されれば、ブラジルとの合意は早期に成立する可能性が高い。

しかし、オランダは運命が決まる11月まで待たなければならない。現在、グループGでポーランドと勝点10で並んで首位に立っているが、試合数は1つ少ない。

もしポーランドが逆転突破を収めた場合、来年3月にブラジル代表と対戦する相手になる可能性がある。

その親善試合は、11月の試合後正式に発表されうる。W杯最終メンバー発表前の最後の試合となり、3月23日から31日にかけて行われる。

FIFAの要請により、試合はW杯開催国で開催され、ブラジルはアメリカで試合を行う予定だ」

ブラジルはW杯前に欧州強豪との対戦を望んでいるようだが、果たして。

そのブラジルは10月14日に東京の味の素スタジアムで日本代表と対戦する。

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