
2024年も残りはわずか数週間となった。今年も数多くの大会が行われ、選手はクラブチームでリーグ戦とカップ戦、そしてUEFAのコンペティションを戦い、オフには代表チームで国際試合に臨んでいった。
今回は『CIES』が発表した研究結果から、「2024年に世界で最も長い時間プレーした選手ランキング」をご紹介する。なおこれは12月15日まで試合におけるデータとなっている。
10位:ウィリアン・サリバ
クラブ:アーセナル
代表:フランス
試合数:59試合
出場時間:5264分
フランス代表とアーセナルでプレーしているセンターバックのウィリアン・サリバが10位の出場時間を記録している。なお出場試合数ではもっと多い選手がいるが、ほとんどをフル出場していることからこのデータに。
9位:ジョー・ロドン

クラブ:リーズ・ユナイテッド
代表:ウェールズ
試合数:58試合
出場時間:5276分
このランキングの中で最も試合数に対して出場時間が多い選手であるジョー・ロドン。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグへの出場はなかったが、国内リーグのほとんどの試合で90分プレーしている。
8位:フェリックス・トーレス

クラブ:コリンチャンス
代表:エクアドル
試合数:64試合
出場時間:5369分
エクアドル代表のディフェンダーとしてワールドカップ南米予選で主力となったフェリックス・トーレス。今季メキシコからコリンチャンスへと移籍し、代表も含めて全64試合に出場した。
7位:ダヴィド・ハンツコ

クラブ:フェイエノールト
代表:スロバキア
試合数:60試合
出場時間:5377分
上田綺世とともにオランダ・エールディビジのフェイエノールトでプレーしているスロバキア代表のセンターバック。出場試合は60であるが、フル出場が多いため5377分の7位に。
6位:グラニット・ジャカ

クラブ:レヴァークーゼン
代表:スイス
試合数:65試合
出場時間:5447分
32歳になったグラニット・ジャカ。シャビ・アロンソ監督の下で大きく成長を遂げたレヴァークーゼンの主力としてヨーロッパリーグでも決勝まで進んだほか、国内カップ戦とリーグ戦の2冠に輝いている。
5位:ニコラス・オタメンディ

クラブ:ベンフィカ
代表:アルゼンチン
試合数:65試合
出場時間:5449分
このランキングの中で最も年齢が高い選手であるニコラス・オタメンディ。ベンフィカで主力として活躍するほか、アルゼンチン代表でも36歳で副キャプテンを務めており、まだまだ全盛期の力を見せている。
4位:フィルヒル・ファン・ダイク

クラブ:リヴァプール
代表:オランダ
試合数:65試合
出場時間:5223分
33歳になったフィルヒル・ファン・ダイク。大きな怪我を克服して以降トップレベルに返り咲き、再びリヴァプールの最終ラインに欠かせない存在に。オランダ代表でもまだまだ国際試合でプレーしている。
3位:フェデリコ・バルベルデ

クラブ:レアル・マドリー
代表:ウルグアイ
試合数:66試合
出場時間:5573分
レアル・マドリーで中心選手としての立場を確固たるものにしたフェデリコ・バルベルデ。2023年(12月15日まで)には66試合に出場しており、第3位となった。
2位:ジョン・アリアス

クラブ:フルミネンセ
代表:コロンビア
試合数:67試合
出場時間:5599分
南米で最も出場時間が長かった選手はコロンビア代表のFWジョン・アリアスであった。2023年も公式戦69試合、2022年も64試合に出場した記録が残っており、その鉄人ぶりは圧倒的である。
1位:ジュール・クンデ

クラブ:バルセロナ
代表:フランス
試合数:69試合
出場時間:5872分
世界で最も長い時間プレーしたのはバルセロナでプレーしているフランス代表ディフェンダーのジュール・クンデであった。試合数についても69で世界最多となっている。