
日本代表選手も多くプレーするドイツ1部ブンデスリーガ。
そうしたなか、『90min』ドイツ版は、今夏の移籍市場におけるブンデスリーガクラブの補強ランキングTOP5を発表した。
5位はフライブルク、4位はフランクフルト、3位はアウクスブルク、2位はザンクトパウリ、1位はケルン。
フライブルクには日本代表MF鈴木唯人、フランクフルトには日本代表MF堂安律、そして、ザンクトパウリには日本代表MF藤田譲瑠チマが加入した。
同紙は日本人選手たちについてこう評価している。
「フライブルクは鈴木唯人らトップレベルの選手を獲得して、チームは強化したが、今のところ、新加入選手たちは目立った活躍を見せていない」
「フランクフルトはブンデスリーガのクラブの中でも、移籍市場が最も好調なクラブの一つと言える。それは、新獲得選手の獲得ではなく、移籍交渉における巧みな交渉力によるものだ。
早い段階で退団が確定していた堂安律を2100万ユーロ(約36.3億円)という高額な移籍金で獲得したが、全体では2500万ユーロ(約43.3億円)を超える黒字を生み出した」

「ザンクトパウリは昨シーズン、ブンデスリーガで苦戦を強いられた。リーグ残留を喜ぶことができたのは、組織力の高い守備陣のおかげだった。
今夏の目標は明確だった、それは攻撃力の強化。そして今のクラブは見事にその目標を達成している。
中盤の新たな中心選手として、高額移籍で日本人MF藤田が加入した。彼は足元でのボールさばきにおいて、全く新しいクオリティを発揮し、攻撃と守備の橋渡し役として非常に優れた働きを見せている」

鈴木唯人の移籍金は1000万ユーロ(約17.3億円)、藤田の移籍金は350万ユーロ(約6億円)とされており、それぞれクラブ史上2位となる金額。
現時点では藤田が高く評価されているようだ。