J1のファジアーノ岡山は4日、ブラジル1部のレッドブル・ブラガンチーノからFWウェリック・ポポが期限付き移籍で加入することになったと発表した。

ポポは2001年10月17日生まれの23歳。

オエステでプロとなり、2022年にレッドブル・ブラガンチーノへ加入。2023年には韓国の水原三星ブルーウィングスへのローンを経験している。

身長190cmを誇るストライカーで、今季はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(2部)のクリシューマでプレー。7試合1ゴールという成績だった。

以下は岡山加入が決まったウェリック・ポポのコメント。

「ファジアーノ岡山サポーターの皆さん、はじめまして、ウェリック ポポです。このクラブの一員としてプレーできることを、とても楽しみにしています。

チームに貢献し、たくさんの喜びを皆さんに届けられるよう全力を尽くします。これからともに戦いましょう!」

ポポの岡山での背番号は98に決定。

ちなみに、本名はウェリック・シウヴァ・ピントで、ポポという名は世界王者に輝いたブラジルの名ボクサー、アセリノ・フレイタスの愛称に因んでいる(母親の隣の家に住んでいた縁だという)。

Jリーグで「ポポ」という名前の選手は、ヴィッセル神戸や柏レイソル、浦和レッズなどで活躍した小柄なFW以来2人目。なお、こちらのポポも由来はアセリノ・フレイタスだった(顔が似ていたとか)。

今季、J1へ初昇格したファジアーノ岡山は前半戦を終えて11位。J1残留に向けて好位置につけているが、19試合で16ゴールと得点力不足だったため攻撃陣にテコ入れを行った形となる。

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