日本時間30日の8時25分ごろにロシアのカムチャツカ半島付近で発生した巨大地震。
自信の規模を表すマグニチュード(M)は8.7を記録し、気象庁は北海道から和歌山県にかけて太平洋沿岸の広い地域に津波警報を発表している。
同地域で行われていたサッカーの大会などは避難のため中断されており、福島県のJヴィレッジで開催されている全国高校総体(インターハイ)の男子サッカー準々決勝は、第1試合のハーフタイムで中断されている。
Jリーグクラブへの影響も出ている。J1の鹿島アントラーズは30日、「茨城県への津波警報発令に伴い、本日7/30(水)は鹿島アントラーズクラブ事務所ならびにANTLERS OFFICIAL STORE CLUBHOUSE(クラブハウスストア)を臨時休業いたします」と発表した。
鹿島のクラブハウスは海から1.3kmほど離れているものの沿岸部に位置しており、津波警報発令により予想される津波の高さが「最大3メートル」となったことで、臨時休業を決めたとみられる。
同じくJ1の清水エスパルスも「津波警報が発令されているため、S-PULSE STORE清水店は臨時休業とさせていただきます。営業再開については、安全が確認でき次第あらためてお知らせいたします」と発表。
また、津波注意報が発表されている宮崎県では、J3のテゲバジャーロ宮崎が「現時点で、本日のトップチームトレーニングは予定通り実施する方針ですが、今後状況に応じ実施有無の判断・時間等の変更をする場合がございます。変更が生じた場合は、改めて公式Xでご報告いたします」と報告している。