世界最速で2026年W杯予選を突破した日本代表は、6月にオーストラリア、インドネシアと対戦する。
元オランダ代表FWであるパトリック・クライファート監督を招聘したインドネシア代表は、近年多くのオランダ系選手を帰化させてチーム強化を進めてきた。
横浜F・マリノスに所属するDFサンディ・ウォルシュは、そのインドネシア代表に招集されていたが、怪我のために辞退することになったとSNS上で発表した。
「チーム、このグループ、そして美しいインドネシアのために戦えないのは残念ですが、インドネシアの皆さんと一緒に応援し、次の戦いに向けて準備していきます」
彼は5月21日のヴィッセル神戸戦で負傷。インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は「我々はウォルシュを待っており、彼の回復具合を見守る」と述べていたが、辞退が決まった。
今年からJリーグでプレーしている30歳のウォルシュは、オランダのユース代表経験者だったが、2023年にインドネシアに鞍替えしている。
インドネシア紙『Lampost』は「ウォルシュの代表除外は大きな痛手。日本、中国との連戦は2026年W杯アジア予選プレーオフに進出する上で非常に重要な試合となる」と彼の不在を嘆いている。
予選グループCで現在4位のインドネシアは、6月5日に中国、10日に日本と対戦する(3~4位になればプレーオフ進出)。