Shigekix が「自分を証明するための戦い」に挑んだブレイキン全日本選手権は、半井きょうだいが連覇を飾る

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ブレイキンの全日本選手権が2月28日から3月1日にかけて東京の代々木第二体育館で行われ,
男子の部はパリ五輪日本代表の半井重幸(Shigekix)が菱川一心(Issin)を下して、2大会連続5度目の優勝。女子の部は半井の姉、半井彩弥(Ayane)が、パリ五輪日本代表の福島あゆみ(Ayumi)
を下し、この大会の2連覇を果たした。



Shigekix が「自分を証明するための戦い」に挑んだブレイキン全日本選手権は、半井きょうだいが連覇を飾る
画像: Shigekix が「自分を証明するための戦い」に挑んだブレイキン全日本選手権は、半井きょうだいが連覇を飾る


第7回ブレイキン全日本選手権結果
男子の部:1位. Shigekix(2年連続・5回⽬) 2位. Issin 3位. HIRO10(大能寛飛)
女子の部:1位. Ayane(2年連続・3回⽬) 2位. Ayumi 3位. HIYO(山田琵葉)



なお、全日本選手権の結果を踏まえ、2026年9月に名古屋で開催される「第 20 回アジア競技⼤会」の日本代表に 菱川一心(Issin)、半井重幸(Shigekix)、福島あゆみ(Ayumi)、半井彩弥(Ayane)の4選手が内定した。



Shigekix が「自分を証明するための戦い」に挑んだブレイキン全日本選手権は、半井きょうだいが連覇を飾る
画像: 決勝で Issin(左)を下したShigekix(右)写真:JDSF

決勝で Issin(左)を下したShigekix(右)写真:JDSF



試合後には優勝した半井重幸(Shigekix)選手、半井彩弥(Ayane)選手が取材に応じ、喜びを語った。



――まずは優勝を手にした思いを聞かせてください。



Ayane:「今日は本当に自分の良さを存分に出し切り、結果を出せたので、すごく嬉しいですし、応援してくださった皆様にも感謝したいです」



Shigekix:「内容もハードで、レベルの高い二日間でしたが、『全日本選手権に挑む』と決めてから全力を注いできて、自分自身をより強くしてくれたような気がします。短い準備時間の中での戦いは内容もハードで、高いレベルが求められましたが、それでもパフォーマンスを通して肌で感じるものもありましたし、『挑戦してよかった』と改めて感じています」



Shigekix が「自分を証明するための戦い」に挑んだブレイキン全日本選手権は、半井きょうだいが連覇を飾る
画像: 女子オープンで優勝を手にしたAyane 写真:JDSF

女子オープンで優勝を手にしたAyane 写真:JDSF



――本日も会場に多くの観衆が詰めかけていましたね。



Shigekix:「2024年のパリ五輪を終えた後も、一緒に盛り上がってくれる人が日に日に増えていますし、皆さんのサポートや熱量のおかげで、僕らも高いモチベーションで大会に臨むことが出来ていて、嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいです。僕自身は、これからも1プレーヤーとしてブレイキンを盛り上げ、最高の瞬間を作ることに力を注いでいきたいです」



Ayane:「おかげさまで五輪の後、多くの方に注目していただけているので、私たちのブレイキンをさらに盛り上げていきたいという思いが一層強くなっています。たくさんの皆さんがブレイキンに触れていただくことによって、他のスポーツでは味わえない感動を味わえると思うので、これからもその魅力を伝えられるように、全力のパフォーマンスや普及活動に取り組んでいきたいと思います。



――今年の全日本選手権は、9月に名古屋で行われるアジア大会の選考レースでもありました。Shigekix選手は既に出場権を獲得されていますが、どのような思いで大会に望まれたのでしょうか?



Shigekix:「僕は昨年末の世界選手権でアジア大会の出場権を獲得しましたが、個人的には『全日本選手権』という大会に特別な価値を感じていて、自分の中でその気持ちを大切にしながら、本番に挑みました。五輪出場権や日本国内のランキング争いといった、僕のキャリアにおけるロードマップの中には、いつもこの全日本選手権が位置してきましたが、今年に関しては自分自身のことを証明するために、『アジア大会の選考レースを兼ねて挑んでいる戦友を超えるくらいの熱量で自分も戦いたい』という強い思いで、本番に臨みました」



Shigekix が「自分を証明するための戦い」に挑んだブレイキン全日本選手権は、半井きょうだいが連覇を飾る
画像: 昨年末の世界選手権で代表入りを決めたShigekixも全日本選手権に出場し、優勝を手にした。:**写真:JDSF

昨年末の世界選手権で代表入りを決めたShigekixも全日本選手権に出場し、優勝を手にした。:**写真:JDSF



――決勝は、昨年の世界選手権の決勝でも顔を合わせたIssin選手との対戦でしたが、Shigekix選手にとってIssin選手はどのような存在ですか?



Shigekix:「昨年のBC ONEでチャンピオンベルトを手にしていて、本当に世界のトップレベルを走る選手だと思いますし、身を奮い立たせてくれるような存在でもあります。

彼をはじめ、多くの素晴らしい選手と過ごせている状況はすごく恵まれていますし、大会を勝ち抜く困難はありつつも、ありがたい環境にいられているのかなと感じています」



Shigekix が「自分を証明するための戦い」に挑んだブレイキン全日本選手権は、半井きょうだいが連覇を飾る
画像: パリ五輪代表のAyumi(左)と対戦し、Ayaneは優勝を手にした。写真:JDSF

パリ五輪代表のAyumi(左)と対戦し、Ayaneは優勝を手にした。写真:JDSF



――きょうだい揃っての2連覇となりました。その感想と刺激を受け合っていたり、パフォーマンスに影響を与えていることがあればお聞かせください。



Ayane:「結果的に、きょうだい2人で2連覇という形で終わりましたが、昨年とは出ているメンバーも戦い方も異なりますし、本当に1戦1戦を大切に戦った結果なのかなと感じています。彼をはじめ、世界で戦うメンバーと普段から一緒に練習させてもらっていて、いつも刺激をもらっています。



彼(弟のShigekix)個人については、彼の発する言葉の力や、他者のことを思いやる気持ちに触れると、人として学ぶところがありますし、リスペクトできる部分もある。私は姉の立場ではありますが、日々学ばせてもらっているような感じです」



Shigekix:「『2年連続』と言いつつも、さまざまな紆余曲折があり、結果的にこういう形になったのかなと思います。お互いのプロセスを見てきた同士で、優勝という形で終えられたことは、これまでにやってきたことが報われたような思いや、励まされたかのような気持ちもあります。それこそブレイキンを始めた時は、一番倒したくてしょうがない相手で、バトルになるめちゃくちゃバチバチにやり合って、そのまま喧嘩に発展しそうな感じの関係でしたが、今はチームメイトとしての関係性が強いのかなと。お互いサポートしたり、色々ないろんな形で一緒に活動したり、常に刺激しあいながら高め合うような存在なのかなと感じます」



Shigekix が「自分を証明するための戦い」に挑んだブレイキン全日本選手権は、半井きょうだいが連覇を飾る
画像: 国内外で活躍するB-BOY・B-GIRLによって結成され、D.LEAGUEに参加するKOSÉ 8ROCKSのパフォーマンスも披露され、会場を盛り上げた。写真:JDSF


国内外で活躍するB-BOY・B-GIRLによって結成され、D.LEAGUEに参加するKOSÉ 8ROCKSのパフォーマンスも披露され、会場を盛り上げた。写真:JDSF



Shigekix が「自分を証明するための戦い」に挑んだブレイキン全日本選手権は、半井きょうだいが連覇を飾る
画像1: 写真:JDSF

写真:JDSF



優勝インタビューに続いて、今年の9月に行われるアジア大会の日本代表選手に内定した菱川一心選手(Issin)福島あゆみ選手(Ayumi)を交えて、会見が行われた。



――まずは皆さんにアジア大会に向けての意気込みをお聞かせください。



Ayane:「私は優勝しないといけない状況だったので、優勝して代表入りを決められたことを、心底嬉しく思います。(代表入りは)本当に狭き門で、目指していた人のたくさんいたことを知っているので、本番で自分が全力のパフォーマンスができるように明日から頑張りたいと思います。



Ayumi:「今日は良くない点がたくさんあったので、5ヶ月くらい先の本番に向けて頑張っていきたいなという気持ちです」



Shigekix:「アジア大会は本当に思い入れがある大会で、全日本選手権の反省を踏まえつつ、前回から成長した姿を見せられるように頑張っていきたいです。



Issin:「今日は負けてしまいましたが、シゲキ君や韓国代表選手の揃う本大会では、リベンジができるように、負けずに頑張りたいなと思っています」



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画像2: 写真:JDSF

写真:JDSF



――9月のアジア大会は日本の名古屋で開催されます。



Ayane:「私は初めてアジア大会に出場するので、本当に楽しみです。前回大会(広州)は画面越しで見ていて、『とても大きな舞台だな』と感じましたし、まずは自分の力を出し切りたいなと思います。おそらく多くの日本人の方が応援に来てくださると思うので、『まずは自分が皆さんに応援してもらえるような選手でありたい』と思いますし、全力で頑張っていきたいです」



Ayumi:「前回参加させていただいた時に、このようなスポーツの祭典に参加させてもらうのが初めてだったこともあり、開会式ではみんなと楽しい時間が過ごせたことを覚えています。アジア大会に参加できることは凄く嬉しいですし、そこで良いパフォーマンスができるように頑張っていきたいです」



Shigekix:「自国開催という点では、自分自身にとってもモチベーションになりますし、やっぱり少しでも良い姿を見せられたらとの思いです。あとは自国開催の大会が、どのように盛り上がるのか。大会自体への期待やワクワク感もありますし、だからこそ本番でも頑張りたいなと思います」



Issin:「僕自身はあまり先を見ないようにしていて、ひとまず全日本選手権に勝つことを目指してやってきました。代表を争っているのが友人のHIRO10(大能寛飛)だったこともあり、あまり(アジア大会のことは)意識せず、『勝って大会を終われたら』という気持ちでした。本番は日本人の方が多く来場されると思いますが、『来てくれる皆さんに良い踊りを見せたい』と思います」



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『第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)』のブレイキンは、2026年10月2~3日に開催される。

今回代表に選ばれた選手たちは、実りの秋を迎えることができるだろうか。大会に挑む選手たちの磨きをかけたパフォーマンスが楽しみだ。

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