FIFAクラブワールドカップ(CWC)に出場しているボタフォゴ(ブラジル1部)の元ブラジル代表DFアレックス・テリスの妻ヴィトーリア・シュナイダーさんがアメリカで事故に遭い、一時的に記憶を失った。18日、『UOL』が伝えた。
事故は17日に発生。シュナイダーさんは滞在していたニューヨークのホテル前でタクシーに乗車後、同タクシーが前方車両に衝突。シュナイダーさんは顔にすり傷を負ったほか、記憶喪失になったという。
シュナイダーさんは自身のInstagramで「まだショックから立ち直れていません」としつつ、当時の状況をつづった。
「ほんの数秒の出来事でした。衝突はあまりにも激しく、そこからの記憶は途切れています」
シュナイダーさんは事故の衝撃を語った上で、それ以上にタクシー運転手の態度に怒りをおぼえたと口にした。
「助けを待つために歩道に座っていました。でも、運転手は一度も私たちの方を見ず、『大丈夫』と声をかけてもくれませんでした。ただそこに立っていただけ」
その後シュナイダーさんは病院に搬送され、命に別状はなかった。
なお、夫のテリスは現地時間19日に行われたCWCグループB第2節のパリ・サンジェルマン(リーグ・アン)戦に先発出場し、1-0の勝利に貢献した。