ポーランドの名門レギア・ワルシャワでプレーする森下龍矢は、2日に行われたポゴニ・シュチェツィンとの国内カップ決勝でゴールを決めた。

後半開始1分、相手ゴール前でボールを拾うと鋭いフェイントから難しい角度のシュートを見事に叩き込んだ。

4-3で勝利したレギアが優勝を収め、森下は決勝戦のマンオブザマッチと大会得点王(4ゴールで2人)をダブル受賞した。

現地紙は「森下が再び国立競技場を魅了」「日本のサムライが再び感動を与えた」「彼以外はありえない!カップ決勝のMVPは森下。チームの成功に対する彼の貢献の象徴的な集大成だった」と称賛している。

ゴンサロ・フェイオ監督も試合中にポジションを中央に移動した森下の活躍を讃えていた。

また、試合後には優勝メダルをスタンドのファンに渡して記念撮影に応じ、「持って行かないでね」と笑わせるシーンも。

明治大学を経てプロになった森下は、今季48試合で13ゴール13アシストと大暴れ。

2024年1月以降は日本代表に招集されていないが、魔改造されたポーランドでは数多くのポジションで起用され、チームに欠かせない存在になっている。

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