スポーツ界には莫大なお金が流れており、世界で最も稼ぐアスリートが誰なのかを知ることは常に興味深いトピックだ。一節によればクリスティアーノ・ロナウドは年間2億6000万ドル(およそ390億円)を稼ぎ出しており、あらゆるスポーツ選手の中でトップに君臨している。
巨万の富を得るのはサッカー選手だけではない。先日の冬季五輪ではフリースタイルスキーのアイリーン・グーが最も稼いだ選手となったが、彼女の収入の大部分はスポンサー契約によるもので、競技そのものから得られる報酬はごく一部だ。
さらに「実際に競技に費やした時間」という観点で見ると、その効率は大きく異なる。例えば、ウサイン・ボルトはわずか9.58秒で自らの伝説を不動のものにしたが、マラソンランナーが勝利を手にするには数時間を要するもので…。
今回は『Foresight Sports』から、ウォーミングアップやタイムアウト、プレー間の休憩を除いた「純粋な競技時間」での“時給ランキング”TOP5をご紹介する。
5位:F1
時給:26万6666ドル(およそ4250万円)
トップレベルの選手の平均年俸:1000万ドル(およそ15億9000万円)
年間競技時間:およそ37.5時間
世界的な人気を誇るF1は、ドライバーの平均年俸が1000万ドルに達する。マックス・フェルスタッペンは2026年に7600万ドル(およそ121億円)を稼ぎ、フェラーリに移籍したルイス・ハミルトンも7050万ドル(およそ110億円)と肉薄している。
また、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリ、シャルル・ルクレールらそれに続くドライバーも非常に高額な報酬を受け取っている。1レース約90分という長丁場ながら、その圧倒的な年俸額が時給を押し上げている。
4位:モトGP
時給:33万3333ドル(およそ5300万円)
トップレベルの平均年俸:500万ドル(およそ8億円)
年間競技時間:およそ15時間
4位に入ったのは、もう一つのモータースポーツの頂点であるモトGP。世界で最も速いバイクを駆る男たちは、競技時間1時間あたりで平均33万3333ドルを稼いでいる。1年で20レースに参加し、各レースは45分間だ。
2025年にモトGPライダーで最も高額な報酬を受け取っていたのはヤマハと契約しているファビオ・クアルタラロで、年間1300万ドル(およそ21億円)を受け取っている。次いでドゥカティのマルク・マルケスが970万ドル(およそ15億5000万円)、同じドゥカティのフランチェスコ・バニャイアが760万ドル(およそ12億円)になっている。
3位:UFC/MMA
時給:33万3333ドル(およそ5300万円)
トップレベルの平均年俸:25万ドル(およそ4000万円)
年間競技時間:およそ45分
UFCファイターの平均年俸は25万ドルと、他のスポーツと比べるとかなり低いものになっている。しかしながら、プロのMMAファイターは年平均3試合を行い、タイトル戦以外は1試合15分しかないので、ケージの中で過ごすのは年に1時間も満たない。
そのため彼らは競技に費やす1時間あたりで33万3333ドルを稼ぐという計算になり、モトGPライダーとほぼ同じになる。コナー・マクレガー、ハビブ・ヌルマゴメドフ、ジョン・ジョーンズといった選手たちは、この非常に人気のあるスポーツを通して数百万ドルを稼いでいる。
2位:アメリカンフットボール
時給:59万9411ドル(およそ9555万円)
トップレベルの平均年俸:270万ドル(およそ4億3000万円)
年間競技時間:5時間
スーパーボウルを観戦したことがある人ならば、アメリカンフットボールがどれだけ華やかでスペクタクルなものであるか、疑う余地もなく理解していることだろう。開催するために莫大な費用や準備が必要になる、実に魅力的な競技でもある。
平均年俸は270万ドルだが、このスポーツは試合自体が中断と再開を繰り返すシステムであるため、実際にボールがプレーされている時間は1試合あたり約18分(通常のシーズンでは17分)に過ぎない。つまり、選手はシーズンを通してわずか5時間しか試合に出場しないことになる。そのため、時給は52万9411.ドルという高額になる。
1位:ボクシング(エリートレベル)
(C)Getty Images
時給:1666万6666ドル(およそ26億円)
トップレベルの平均年俸:2000万ドル(およそ32億円)
年間競技時間:1.2時間
堂々の1位はエリートレベルのボクシングだ。本当にトップクラスのボクサーは、年に2回ほどしかリングに上がらない。そこで12ラウンド戦ったとしても、1試合のプレー時間は36分。年間でわずか1時間強の戦いで、天文学的な報酬を手にすることになる。
ただ、これはあくまで競技の時間のみを換算したものであり、調査を行った『Foresight Sports』の担当者もこう語っているとのこと。
「NBA選手は何百万ドルも稼いで楽をしていると思われがちですが、実際には他のアスリートよりもはるかに長時間働いています。バスケットボール選手は年間66時間競技するのに対し、ボクサーはわずか1時間強。チームスポーツのアスリートは練習や移動、リカバリーを含めれば年間数千時間を費やしています」
「一方でボクシングのような個人競技は、希少性が需要を生むため、1イベントあたりの単価を高く設定できるのです。レブロン・ジェームズは毎週見られますが、お気に入りのボクサーの試合を毎週見ることはできませんからね」
チームスポーツと個人スポーツ、そしてイベントの数。それぞれの競技が違った形でビジネスをしているために起こる差異であり、どちらがより稼ぎやすいかということではない…という。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)

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