
2023年にサッカー界で大きな存在感を示すようになったサウジアラビア。巨額の投資で多くのスター選手を引き付け、アジアだけでなく世界規模でも屈指の裕福なコンペティションとなっている。
今回は『Football Transfers』から「この夏にサウジアラビアへと移籍する可能性がある5名のワールドスター」をご紹介する。
エデルソン
国籍:ブラジル
クラブ:マンチェスター・シティ
事実昨年の夏にサウジアラビアへの移籍に近づいたと伝えられているエデルソン。最終的にはマンチェスター・シティに残ることを決断したが、契約はまだ延長されていない。
今夏のマーケットではそれが残り1年というタイミングであることから、より移籍に近づくものとされている。
実際にマンチェスター・シティはすでにFCポルトのディオゴ・コスタやリールのリュカ・シュヴァリエ、パルマの鈴木彩艶など様々なゴールキーパーを新戦力の候補としてチェックしているとか。
ガブリエウ・マガリャンエス

国籍:ブラジル
クラブ:アーセナル
先日横浜F・マリノスを撃破したアル・ナスルが獲得を求めていると言われるアーセナルのブラジル人DF。
彼とアーセナルの間の契約はあまり条件的に高いものではなく、クラブ側は契約更新を求めているものの、まだ選手側が納得しない状況にあると伝えられている。
この夏のタイミングでは残り2年となっており、サウジアラビア側からどれくらいの移籍金が提示されるかがポイントになりそうだ。
ダルウィン・ヌニェス

国籍:ウルグアイ
クラブ:リヴァプール
ダルウィン・ヌニェスは2022年にベンフィカから8500万ユーロで獲得されたが、リヴァプールではあまり活躍できておらず、なかなか戦力として信頼できない状況にある。
アルネ・スロット監督は来季の補強資金を作るためにヌニェスの売却を考えていると伝えられている。
その移籍先として考えられているのがサウジアラビアのクラブであるが、今の状況を考えれば多額の移籍金が提示されるかどうか。リヴァプールで来季もプレーする可能性も低くはないだろう。
ヴィニシウス・ジュニオール

国籍:ブラジル
クラブ:レアル・マドリー
もしピークに近づいている彼がサウジアラビアに移籍するとなれば多くの人が驚くことになるだろうが、その噂は消えない状況にある。
サウジアラビアのクラブはなんと2億ユーロのオファーを準備していると伝えられており、レアル・マドリー側も入札を受けざるを得ない状況になるかもしれないとのこと。
ヴィニシウス・ジュニオールが新しい契約にサインするか、あるいはサウジアラビアへと移るか。この夏のマーケットでの注目ポイントになりそうだ。
三笘薫

国籍:日本
クラブ:ブライトン
アル・ナスルは1月にブライトンのウインガーである日本代表MF三笘薫に6500万ユーロのオファーを送った。それを拒否されたあと、1億500万ユーロの提示を準備していたとも伝えられている。
この夏にはサウジアラビアのクラブが再び彼の獲得に動くと伝えられており、ブライトンもシーズンの切り替え時期であるため交渉に応じる可能性があるという。
三笘薫はブライトンに満足しているといわれ、欧州でのキャリアを追求する予定だとされているが、サウジアラビア側は必死で説得を試みるだろう。