日本代表は、2026年W杯予選を世界最速で突破した。

同じアジア最終予選グループCを戦っている中国は、残り2試合時点で最下位となっている。

日本相手に計10失点したことで得失点差が響いているが、プレーオフ進出の可能性はまだある。

その中国は6月の2試合でインドネシア、バーレーンと対戦する。

今回代表に初招集されたひとりが、帰化選手のミン・ヤン・ヤン。スイス生まれの29歳で、U-20スイス代表経験もあった元エリートMFだ。

2017年にはウォルヴァーハンプトンに引き抜かれたが、その後、怪我によってキャリアは停滞。2021年に中国のクラブへ移籍すると、今年からプレーする成都蓉城でブレイクを果たした。

2020年に中国国籍を取得していたようで、このほど初招集されている。『Sina Sports』によれば、ミン・ヤン・ヤンはこう話しているそう。

「初めて代表に選ばれてとても嬉しい。チームメイトはとても良くしてくれる。実際、リーグ戦でも一緒にプレーした経験があるので、練習に加わることに問題ない。

自分は走り回って激しく戦うことができる選手。

フィジカルの強さは少し劣るかもしれないが、強みは正確な予測力と、プレスのスピードと容赦のなさ。もし試合に出られたら、チームメイトとともに全力を尽くす」

中国は日本との2試合に0-7、1-3で敗戦。オーストラリアにも1-3、0-2で敗れている

ただ、ミン・ヤン・ヤンは「日本とオーストラリアの試合ペースは非常に速いと感じるが、その激しさは実際にフィールドに立って初めて分かる」とも語っていたとのこと。

また、中国代表には元Jリーガーのセルジーニョも招集されているが、彼は「最も重要なのは、代表の全選手がいつでも団結できることだ」と述べていたそう。

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