湘南ベルマーレは9日、アルビレックス新潟のFW太田修介が完全移籍により加入することになったと発表した。
太田は1996年2月23日生まれの29歳。
2021年に移籍したFC町田ゼルビアで活躍すると、2023年、6年ぶりのJ1復帰を果たした新潟へ加入。いきなり開幕5試合で4ゴールと大ブレイクしたものの、以降は怪我でたびたびチームを離脱。今季もここまで11試合1ゴールにとどまっていた。
以下は湘南移籍を決断した太田のコメント。
湘南ベルマーレ公式
「アルビレックス新潟から来ました太田修介です。
湘南ベルマーレの力になれるように、サッカー人生を賭けて全力で頑張ります。応援よろしくお願いします」
アルビレックス新潟公式
「このたび、湘南ベルマーレに移籍することになりました。
まずは、このタイミングとチーム状況での移籍となってしまい、申し訳ありません。
デンカビッグスワンスタジアムでの大歓声の中、熱いサポーターの皆さんの前でプレーできたことや、アウェイでもその声でホームのようにしてくれたこと、街中で会っても、応援しているよと、いつも声をかけてくれたこと。皆さんが響かせてくれた声は、サッカー選手として本当に嬉しかったです。
それと同時に、このクラブになかなか貢献できなかったことへの悔しい思いが多くあります。
2年半の間、応援していただいたファン・サポーターの皆さん。パートナー企業やホームタウン関係者の皆さん。さまざまな面でサポートしてくれたフロントスタッフの皆さん。僕が新潟でプレーするチャンスをくれた強化部の皆さん。指導してくれた監督・コーチングスタッフの皆さん。快適にプレーできるようにサポートしてくれたマネージャー・エキップ・ランドリーや清掃にあたるスタッフやオレンジカフェの皆さん。ピッチ外でも魅力を発信してくれた広報部の皆さん。怪我が少なくない中でも、コンディションをつくってくれたメディカルスタッフの皆さん。
J1で現在17位の湘南にとっては、今月海外移籍が決まった2人の主力、FW福田翔生(ブレンビー)、DF畑大雅(シント=トロイデン)の穴を埋めるための重要な補強。
一方、19位で降格圏の新潟は、FW小見洋太(柏レイソル)、DF稲村隼翔(セルティック)、MF宮本英治(ファジアーノ岡山)とここ約1ヵ月で選手の移籍が相次いでおり、補強が追いつかない中でさらに太田がチームを離れることになってしまった。