スコットランド1部リーグを4連覇中の強豪セルティック。
前田大然と旗手怜央が所属するチームにはこの夏に稲村隼翔と山田新も新たに加わった。
稲村はアルビレックス新潟から加入した23歳のDF、山田は川崎フロンターレから加入した25歳のFWだ。
そうしたなか、現地紙『Glasgow World』は、この夏にセルティックが補強した新加入選手の格付けを発表。稲村と山田は、このように評価されている。
「稲村、10点中3点。戸惑うところだ。プレシーズンでは印象的だったが、その後、ブレンダン・ロジャーズ監督が彼はレンタル移籍する必要があるとコメント。しかし、リヴィングストン戦ではまた印象的なプレーを披露した。
1月まではチームに残ることになったが、レギュラーでの出場という意味ではすでに監督の構想から外れているようだ。悪い選手ではないが、誰が本当に彼をセルティックに欲しがったのかは分からない」
「山田、10点中5点。未完成に見えるものの、移籍金は安く、スコットランド1部リーグで通用する選手になれる素質がうかがえる。
スピードとパワーはあるが、適応には時間がかかるだろう。彼をナンバーワンストライカー候補と考えるべきではない」
ロジャーズ監督は稲村をCL予選登録から外した際、守備力がまだ期待するレベルに達していないと説明。
セルティックは今年1月に退団した古橋亨梧の後釜をいまだに見つけられていないなか、この夏にFWアダム・イダーをスウォンジーに放出。2日に、かつてマンチェスター・シティやレスターでプレーしたナイジェリア人FWケレチ・イヘアナチョを1年契約で獲得した。彼の加入は山田の出場機会に影響を与えるかもしれない。