イタリア・セリエAのパルマでプレーする日本代表GK鈴木彩艶。
23歳の若き守護神は、29日に行われた第5節トリノ戦にフル出場すると、2-1の勝利に貢献した。
パルマは前半に先制した後、後半5分にペナルティエリア外からスーパーゴールを叩き込まれて失点。ただ、後半27分に勝ち越すと、そのまま逃げ切った。
鈴木の現地採点は6~7点。
そのなかで、『Tuttomercatoweb』は「日本人GKの素晴らしいパフォーマンス。決定的なセーブでキープレイヤーであることを証明した。前半のジョバンニ・シメオネに対する反射神経は驚異的であり、後半には少なくとも2度の重要なセーブでリードを守った。ゴールポストの間で自信に満ち、飛び出しのタイミングも完璧だった」、『Sport Parma』も「シメオネの至近距離からのヘディングシュートはオフサイド判定で取り消されたが、まさに奇跡的なセーブだった」とそれぞれ7点の評価を与えていた。
スタッツ的にはトリノがボール保持率63%、シュート15本を記録。
『Toro.it』によれば、トリノのマルコ・バローニ監督は「チームのパフォーマンスは申し分ないものだった。このようなパフォーマンスで負けるのはつらい」と嘆いていたそう。
パルマはこれで今季リーグ戦5試合目にして、初勝利。次節はホームでレッチェと対戦する。