オランダの名門であるフェイエノールトで得点を量産している日本代表FW上田綺世。
今シーズンのリーグ戦9試合で11ゴールを記録しており、代表戦でもパラグアイとブラジル相手に価値ある得点を叩き出した。
頼れるエースとなった27歳のストライカーだが、フェイエノールトでは過去2年間苦しんできた。
上田は2023年にセルクル・ブルッヘから移籍金800万ユーロ(約14億円)でフェイエノールトに加入。
1年目は5得点、2年目は9得点を記録したが、ライバルFWの存在や怪我に苦しんできた。
3年目となった今シーズンは、同胞である28歳の渡辺剛がヘントから加入。上田は渡辺を兄のように慕うようになり、彼の存在も好調の要因となった。
そうしたなか、上田は、『ESPN』のインタビューで、これまでの苦悩などを語った。
「(フェイエノールトで失敗作扱いされたのは)本当に辛い時期でした。怪我もありましたし、実際、僕は主力ストライカーではありませんでした。
それでも、進歩を続けました。自分に集中すること。やり続けましたし、今ではうまくいっています。
ロビン・ファンペルシー監督は僕だけではなく、選手全員に大きなリスペクトを持っています。
彼は僕らと一緒に多くの時間を過ごしますし、気を配ってくれるんです。彼のすべての選手に対する接し方が、こういうパフォーマンスを発揮する手助けになっています。特に僕はそうです。彼は元ストライカーとして、今シーズンの僕にとって不可欠な役割を果たしてくれています。
僕はここでとても幸せです。ロッテルダムでの生活にストレスはありません。
ブルッヘでは日本食もスーパーマーケットも近くにありませんでしたが、ここならあります。本当に必要な時はアムステルダムに行けますしね。
生活がずっと楽になりましたし、オランダの日本食は本当においしいですよ。
(今シーズンの目標は)怪我をしないこと、ワールドカップで日本代表としてプレーすること、そしてフェイエノールトで優勝することです」
フェイエノールトのファンペルシー監督は、オランダ代表史上最多得点記録を持つ元ストライカー。
ウィングからセンターフォワードにコンバートされた経歴の持ち主で、上田にとって大きな存在となっているようだ。
フェイエノールトは8勝1分の無敗でリーグ首位に立っている。

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