J1のアルビレックス新潟は13日、MF秋山裕紀が、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、7月13日(日)をもってチームを離脱すると発表した。
秋山は2000年12月9日生まれの24歳。
2022年以降は新潟でプレーしており、昨季は36試合2ゴール。YBCルヴァンカップ準優勝にも大きく貢献していた。以下は今夏の移籍を決断した秋山のコメント。
「このたび、海外移籍に向けてチームを離脱することになりました。
プロサッカー選手になるという僕の夢を叶えてくれたこの大好きなクラブとのお別れが、ついにやってきたかというのが、今の正直な気持ちです。幼い頃からずっと夢見ていた「プロサッカー選手になって、海外で活躍する」という大きな目標へのチャンスをいただき、海外で挑戦することを決断しました。
現在のこのような順位の中、シーズン途中にチームを抜けることになってしまい、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、アルビレックス新潟は必ず残留できると信じています。
2回の育成型期限付き移籍期間はありましたが、高校卒業後に加入してから6年半もの間、皆さんがホームでもアウェイでもつくり上げてくださった最高の雰囲気の中、6番を掲げてずっと応援してくださった方々と共に、これまで戦ってこられたことをとても誇りに思っています。
アルビレックス新潟を通して出会えたすべての方々のおかげで、今の自分があります。
どんな時も優しく包み込んでくれた温かいこの街が、これからも変わらず大好きです。6年半、本当にありがとうございました。
行ってきます!」
秋山の今後については、正式に決定次第改めて発表されるとのことだが、ドイツ2部ダルムシュタットへの移籍が報じられている。
なお、J1で現在19位と降格圏に位置する新潟は、FW小見洋太(柏レイソル)、DF稲村隼翔(セルティック)、MF宮本英治(ファジアーノ岡山)、FW太田修介(湘南ベルマーレ)に続く、この夏5人目の選手移籍となる。