日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯が開幕するまで、あと239日ほどだ。

そうしたなか、サムライブルーは10日に行われたパラグアイとの親善試合を2-2で引き分けた。

南米予選を6位で突破したパラグアイは、伝統的に堅守を誇り、今予選でも18試合で失点はわずか10。

そうしたなか、日本戦で37歳のパラグアイ代表守護神ロベルト・フェルナンデスが批判に晒されることになったようだ。

前半26分、FW小川航基が放った無回転気味のシュートを弾き切れず、跳ねあがったボールがゴールに転がり込んだ。

ただ、後ろからの映像を見ると、小川のシュートはドライブ気味に落ちており、GKとして難しいボールだったようにも思える。

その後、後半アディショナルタイムには伊東純也の速いクロスを、上田綺世がファーサイドで押し込み、日本が同点ゴールを奪った。

パラグアイメディア『Versus』によれば、GKフェルナンデスは、2つの失点で厳しい批判に晒されているという。

小川のシュートを弾き切れなかったこと、さらに伊東のクロスに対して飛び出す勇気がなかったと指摘されている。

「この失点は受け入れられない。もはや代表の正GKに必要な信頼と安定感を見せられていない。W杯に正GKとして出場したいのなら、セロ・ポルテーニョを退団して、試合勘と出場時間を得て、調子を取り戻す必要がある」などの声が寄せられているそう。

フェルナンデスは昨年9月から代表の正GKを任されてきた。だが、所属する国内強豪のセロ・ポルテーニョでは、アルゼンチン人GKにポジションを奪われ、控えに甘んじている。

クラブで出場機会を失っているフェルナンデスは、日本戦で試合勘の乏しさを露呈したとして、現状を不安視されているようだ。

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