なでしこジャパンの一員として、2019年と2023年のW杯、そして、2021年の東京五輪にも出場した遠藤純。

2024年2月に前十字靭帯損傷の重傷を負い、長期離脱を余儀なくされていたが、先日、所属チームであるアメリカのエンジェル・シティFCでついに復帰を果たした。

25歳になった遠藤は、SNSにこのような熱いメッセージを綴っていた。

「怪我から523日。最後のゲームから594日。正直またフィールドに戻りプレーできていることが信じられません。シーズンゲームではありませんが、フィールドに戻り得点できたことに大きな意味があります。

私を復帰まで支えてくれた全ての人に感謝します。そして何度も泣いて何度も挫けたあの日は絶対に忘れません。この怪我を通して絶対に私は以前よりも強くなれていると思ってます。

怪我のプロセスとサポートしてくれる人たちを信じること。ただ1番大切なのは自分自身を信じることです。挫けそうな時も厳しい時でも必ず自分自身を信じることを忘れませんでした。

時々、なんで自分がこんな思いしなきゃいけないんだと思う時もありましたが。

でも私をみてください。私は戻ってきました。この怪我からの復帰は本当に難しいと実感しました。

また復帰の期間は人それぞれです。周りと比べず、焦らず、自分のプロセスとサポートしてくれる人、自分自身を信じてください。

私を待ってくれていた人たち本当にありがとう。そして私の家族。離れている状況の中で私をサポートしてくれてありがとう。またたくさん良い報告ができるように頑張るよ。最後に全ての人々に本当に感謝しています。Thank you!!!!! ありがとうございます」

その遠藤は、26日に行われたカロライナ・アセント戦に先発出場。

相手から激しいプレーを受けたようで、ピッチに倒れ込む写真とともに英語でこんな文章をSNSに綴っていた。

「サッカーだと思っていたら、フィールドに足を踏み入れた途端にルールがUFC(≒総合格闘技)に変わった(泣き笑いの絵文字)。

サッカーの試合に来たのに、結局ストリートファイトに巻き込まれた。誰か助けてくれない? (笑)」

相手のラフプレーの驚いていたようだ。

なお、遠藤の復帰をチームメイトたちは歓迎しており、20歳のアメリカ女子代表FWアリッサ・トンプソンは「純たちが背後に走り込んでくれるのに感謝している」と話している。

編集部おすすめ