日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは、27日のプレミアリーグ第6節で昨シーズンの王者であるリヴァプールと対戦した。

鎌田を先発起用したパレスは、終了間際のエディ・エンケティアの劇的決勝ゴールにより、2-1で勝利する金星を挙げている(リヴァプール遠藤航はベンチ入りも出場せず)。

パレスはボール保持率こそ28%だったが、枠内シュートでもゴール期待値でも昨季王者を上回った。

鎌田は後半アディショナルタイムに交代するまでプレー。

『Football Insider』は「この日本代表はイングランドの生活に適応するのに苦労している。今日もその懸念すべき傾向は続き、リヴァプールの猛攻に晒された。この背番号18はボールを失い、ポゼッションロストも多く、監督を苛立たせた」として2点という厳しい採点を与えていた。

ただ、『Sky Sports』の採点は7点、『Sofa Score』のレーティングも6.9という悪くないものだった。

試合後、パレスのオリヴァー・グラスナー監督は「これがサッカーを愛する理由だ。ファンの前でこんな結末を迎えられるなんて最高だった。選手たちのところへ走っていきたかったが、5ヤード(4.5メートル)ほどで立ち止まった。以前にイエローカードをもらって、代償を払ったことを思い出した。妻にも怒られたしね。だから、このやり方のほうがよかった!」、ヒーローになったエンケティアは「リヴァプール相手にあれだけのチャンスを作れるチームはそう多くない。

だから、勝点3は当然。僕らは本当にいいチームだ」と語っていた。

パレスは、10月2日にUEFAカンファレンスリーグのディナモ・キエフ戦を戦う。

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