2026年W杯予選を世界最速で予選を突破した日本代表。

9月にアメリカへ遠征し、W杯共催国であるアメリカ、メキシコとの親善試合を行う。

元日本代表監督でもあるハビエル・アギーレが率いるメキシコ代表は、今月末のトレーニング合宿に参加する国内組のメンバーを発表。

そのメンバーにモンテレイFWヘルマン・ベルテラメが入ったことが現地で話題になっている。

彼はアルゼンチン生まれの26歳。2019年からプレーするメキシコで評価を高めると、2023年末から帰化手続きが進められ、2024年10月にアギーレ監督のもとでメキシコ代表にデビューした。

当時は「帰化したら、W杯のこと、そして代表戦に初めて出場できることに意識が集中するだろう。個人的にも素晴らしい経験になるので、思いっきり楽しみたい」と語っていたが、それ以降は代表戦出場はなし。

だが、今年6月に行われたFIFAクラブW杯の浦和レッズ戦で2ゴール、ドルトムント相手にもゴールを決めるなど活躍。今季の国内リーグでも6試合で4ゴールと得点を量産している。

現時点ではまだ合宿メンバーに呼ばれただけで、代表復帰が確定したわけではないが、『Record』によれば、ベルテラメは「当然、モチベーションになる。呼ばれた全員にとって励みになるのは間違いない。自分は絶好調だ。チーム全体に貢献できる」と喜んでいたそう。

現地でも「その得点力とメキシコサッカーへの適応力は、強力な補強を探している代表攻撃陣にとって、魅力的な選択肢となるだろう」と期待されている。

なお、日本代表のメンバーは今月28日に発表される予定。その後、現地6日にメキシコ、9日にアメリカと対戦する。

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