シント=トロイデンでプレーしている23歳の日本代表MF藤田譲瑠チマに対し、トルコ1部の強豪ベシクタシュが関心を寄せているという。
ベルギーの記者であるサシャ・タヴォリエリは、自身のSNSで「ベシクタシュが藤田譲瑠チマに注目しており、完全移籍に向けた交渉を開始した」と伝えた。
その報告によれば、ベシクタシュ側はかなり大きなオファーを提示しているとのことで、藤田譲瑠チマ自身も移籍にかなり意欲的であるという。
2023年に横浜F・マリノスからシント=トロイデンへと移籍した藤田譲瑠チマは、これまでベルギーで63試合に出場して1ゴールを決めた経験を持ち、ボランチとして継続的にプレーしてきた。
中盤のエリアで守備的な役割をこなし、さらに攻撃への切り替えで力を発揮しており、その精力的なプレースタイルが欧州の様々なクラブから高い評価を受けているという。
藤田譲瑠チマにとっても来年行われるワールドカップで日本代表メンバーに入るためにはステップアップが必要だと考えられており、ベシクタシュへの移籍を前向きに考えているとのこと。
ベシクタシュはトルコにおいてガラタサライ、フェネルバフチェと並ぶ「ビッグ3」として知られているが、前述の2チームと比較するとやや近年は苦戦しており、昨季は4位という成績で終えている。
ただ、その結果UEFAヨーロッパリーグの予選2回戦に出場することが決まっており、7月24日と31日にその試合を戦う予定となっている。