ベルギー1部リーグのヘントで主力として活躍するDF渡辺剛。
28歳のセンターバックはベルギー国内での評価を確立しており、オランダの名門フェイエノールトが獲得に乗り出している。
『VI』によれば、日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは、CB2人が退団する可能性があるため、後釜候補として渡辺の獲得を真剣に検討しており、ヘントと交渉を行っているとのこと。
実は、昨夏の時点でセリエAのボローニャが渡辺の獲得に動いていたものの、取引は土壇場で破談していたそう。
ボローニャは渡辺の才能を確信していたものの、当時27歳だった彼に1000万ユーロ(16.3億円)もの金額を払えないとして、断念したという。
かつて冨安健洋もプレーしたボローニャは、昨夏にイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリをアーセナルに、オランダ代表FWジョシュア・ツィルクツェーをマンチェスター・ユナイテッドに売却しており、資金は豊富にあったはずだが、年齢を考慮して渡辺の獲得から手を引いていたようだ。
渡辺は日本人DFとして空中戦の強さは最強レベルにある。ただ、足元はそれほど得意でないため、2024年3月以降は日本代表に招集されていない。