元日本代表の本田圭佑が、“リアルサカつく”の苦悩と中毒性を語った。
本田は、5月31日に都内(住友不動産大崎ガーデンタワー)で行われたSEGAの人気サッカーゲームシリーズ『プロサッカークラブをつくろう!』(以下略『サカつく』)の新作発表会に出席。
本イベントでは特別ゲストとして本田、そしてタレントの伊集院光さんが登壇したが当日まで2人の名前はシークレットにされており、姿をあらわした際には参加者からの感嘆の声が上がった。
本田は、2025年内に世界同時リリース予定であることが発表されたシリーズ最新作『プロサッカークラブをつくろう!2025 Powered by FOOTBALL MANAGER』の公式アンバサダーに就任している。
「(アンバサダーに)なぜもっと早くなれなかったのか…という疑問もありますが、たどり着くところまでたどり着いたなと思います」といきなり“本田節”をさく裂させた。
『サカつく』を子どものころからプレイしていたという本田は、「最初は選手の強化に。あるタイミングで街づくりが好きになってきた」と、ピッチ外の要素がたくさあるゲームの魅力を熱弁した。
本田は関東サッカーリーグ2部所属の社会人サッカークラブ「Edo All United」の発起人であるが、同クラブは『全員参加型のリアルサカつく』をコンセプトに2020年に結成された。
街の発展や、サポーターの動員などゲームとの共通点を挙げつつ、スポンサード集めや、スタジアムの確保、親会社に依存しない経営システムの構築など、現実の違いについても具体的に言及。
「(資金集めに)苦戦しています」「マジでリアルサクつく大変」と本音を漏らす瞬間もあった。
それでもトーク終盤では「ビジネスと呼んでいいかわからない中毒性があります」とクラブ経営のやりがいを笑顔で語っていた。