U-20日本代表は、27日にチリで開幕するU-20ワールドカップに出場する。

今大会の最年少メンバーは、ガンバ大阪に所属するGK荒⽊琉偉だ。

今年2~3月に開催されたU20アジアカップではチーム最年少にして守護神を託された逸材。

2007年10月生まれの弱冠17歳ながらすでに194cm85kgという堂々たる体格を誇り、日本人離れした長身でスケール感の大きなプレーが売りとする。

今年7月にはオランダの強豪アヤックスで練習に参加するなど大きな期待が寄せられている。

そうしたなか、同じくU-20ワールドカップメンバーに選ばれた20歳の⼤関友翔(川崎フロンターレ)が、『DAZN』のやべっちスタジアムに出演。

チームのムードメーカーを聞かれると荒木を名指ししつつ、こんな話をしていた。

「めちゃくちゃ変わっているのと、すごい年下なんですけど、上の選手にもめちゃくちゃ絡みに行くので、一体感を出してくれている選手です!

いびきがうるさいのが有名なので(笑)一緒の部屋になった人が寝られなすぎて、最近ひとり部屋になった。

最年少だけど、ひとり部屋なのでそれを喜んでいるので、すごいいいキャラだなと思います(笑)」

年上の選手にも臆せず接することができるキャラクターの持ち主だとか。

ただ、今大会の荒木は、すでにフル代表経験がある19歳のGKピサノ・アレックス幸冬堀尾(名古屋グランパス)とのポジション争いが想定されている。

カナダ人の父を持つピサノ・アレックスは、197cmと荒⽊以上の長身。彼は今年7月の東アジアE-1選手権で日本代表に初招集されると、香港戦でデビューを果たした。

ロス五輪世代である2人は、今後の日本代表を担う若手有望株と期待されており、世界の舞台でどんなプレーを見せるのか注目される。

U-20日本代表は27日のグループステージ初戦でエジプトと対戦する。

編集部おすすめ