
現役時代は華麗なテクニックを武器にしたMFとしてアトレティコ・マドリーやバルセロナ、トルコ代表などで活躍したアルダ・トゥラン。
今季からウクライナの名門シャフタール・ドネツクの監督に就任している。
そんなトゥラン監督のぎこちないインタビューの様子が拡散され、現地で話題になっている。
今月1日に行われたUEFAヨーロッパリーグ予選2回戦のベシクタシュ戦に勝利した後、トゥラン監督はインタビューに対応。このときリポーターを務めたダリア・ボンダル・サビナさんに、視線を向けないよう必死に努める姿が映し出された。
だが、トゥラン監督がこのような行動を取ったのは今回が初めてではなく、先月末に行われた試合後のインタビューでも、同様に女性リポーターと視線を交わさなかった。
アルバニアメディア『Gazeta Express』は、同監督のこの行動は2018年に結婚した妻アスリハン・ドアン・トゥランさんへの忠誠心の現れだと説明した。
この記事のコメント欄には「彼はアスリハンを恐れている。だからほかの誰とも目を合わせようとしない」「視線は下向き、結婚生活は上向き」などの反応が寄せられた。
また、トゥラン監督がリポーターのサビナさんと目を合わせなかったことについて、もう一つの理由も推測されている。
リポーターを務めたサビナさんは現在24歳のモデル兼インフルエンサー。トゥラン監督が率いるシャフタールのウクライナ代表DFヴァレリー・ボンダルの妻でもある。
イギリスメディア『Daily Mail』は「シャフタール・ドネツクの美しい24歳リポーターが、トルコサッカーのレジェンドを落ち着かない様子にさせたようだ」と伝えている。
同メディアの取材を受けたサビナさんは、この一件以来、SNSのフォロワーが爆発的に増え、トルコ語でのメッセージやコメントが大量に寄せられるようになったと話した。
「今朝目覚めて、自分の名前が見出しに載り、ネット記事に取り上げられ、人々がフォローしてくださったり、メッセージを送ってくれたり、たくさんの優しい言葉を書いてくれているのを見て、本当に最高の意味で圧倒されています。DMは爆発的に増えて追いつけないほどです。
多くの人が写真を撮ったり、インタビューを頼んできたりして、そのすべての注目とサポートに心から感謝しています。必ずまたイスタンブールへ戻りたいと思います」
トゥラン監督と美女リポーターの視線をめぐる小さなやり取りは、試合後のコメント内容以上に、サッカーファンの注目を浴びてしまった。