なでしこジャパンこと日本女子代表は、27日にアウェイで行われたスペインとの国際親善試合に1-3で敗れた。
ニルス・ニールセン監督のもとで新たなチーム作りを進めているなでしこに対して、2023年女子W杯王者であるスペインは、今夏の女子EUROに向けてチームを仕上げている。
ABEMAで放送されたこの試合は、なでしこOBである岩渕真奈が解説。
32歳の岩渕は、ドイツやイングランドなど海外でプレーした経験がある。
なでしこにとっては、課題ばかりの難しい試合になったとして、戦術的にもプランBがなかったと指摘。
また、岩渕は海外で自分らしさ・エゴを出す必要性を学んだそうで、ピッチ上で日本人選手たちは、もっとエゴイスティックに自分の個性を出してもいいのではないかと提言していた。
性格のいい選手が多い日本は優しすぎる面があるとして、「ピッチに入ったら退場しない程度に悪さしていいんじゃないのかな」として、偽悪的になることを提案している。
この後、なでしこは、7月にE-1(東アジア選手権)で台湾、韓国、中国と対戦する。