6月に日本代表とのW杯予選を戦うインドネシア。
『Daily Mail』によれば、そのインドネシアで、13歳の少年が川でサッカーボールを拾おうとしていたところ、ワニに襲われて亡くなる悲劇が起きたそう。
悲劇は、24日にインドネシア・スマトラ島中央部ジャンビ州で起きた。
少年は友人たちの目の前で約4メートルのワニに襲われたという。地元警察はこう説明している。
「少年は友達にボールを水中に投げるように頼んだ。投げ込まれた後に彼は飛び込んだが、浮き上がってこなかった。その直後、目撃者は彼がワニにくわえられているのを見た」
撮影された映像では、少年がワニに引きずり込まれる際の住民の叫び声も聞こえているそう。その後、駆け付けた救急隊が川を捜索し、水中に横たわる少年の遺体を発見した。
インドネシアには14種類のワニが生息しており、自然保護活動家は、乱獲によるワニの天然餌減少と、沿岸地域の農地開発による生息地喪失が相まって、ワニが内陸の村落部へ追いやられていると考えているそう。広範囲にわたるスズの採掘も、生息地を侵害する原因となり、ワニが人家に近づいているとか。